人間はその頭脳や能力の二割しか活用していないといわれています。
多くの人間が残りの八割を活かすことなく、その生涯を終えてしまう。
なんとももったいないないような気もしますが、時として、それを全開させる場合もあるようです。
「火事場の馬鹿力」という言葉があります。
あれは土壇場で発揮されるものですが、その時に特別な力が神懸かったわけではありません。
人間が本気になってその能力をフル活動させれば通常の約5倍の力がプラスされるという話です。
私たちは窮地に陥った時や修羅場を潜り抜ける時の土壇場でその力を発揮する特性があるようです。
けれども、多くの人間は
その窮地や土壇場で行動するよりも「あきらめて」しまうことを選択してしまうものです。
それは、その力の法則を知らないが故の愚行であり、結果もよろしくない。
野球でもサッカーでもピンチの後には必ずチャンスが巡ってくることを知っているのに、
自分のこととなるとからっきし意気地がない。
問題の先送りがとんでもない結果に導かれてしまうか。
その凡例をここで紹介してもいいのですが、
それよりも明治の日本人がどのように窮地や土壇場で活路を見い出し、
チャンスにつなげていったかを検証するほうがタメになりそうです。
土壇場の「バカ」力の考察。
これがすべてを解決するヒントではないでしょうか。
この件続行、以上は例によって前説