あかんたれブルース

継続はチカラかな

2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

彼のように

明治という時代をみつめて 不思議に思うのは これが同じ日本人なのか ということ。 おおよそ100年前の日本人はかくも勇敢で そして、強く 優しかったことに 驚きを隠せないのです。 なぜなんだろう? 食い物のせいか? 『西国立志編』の影響か? 徳川時代の…

その坂の場所までさかのぼってみて

文庫本「『坂の上の雲』(まるわかり)人物烈伝」 プロローグ おおよそ百年前、日本と日本人はロシアと戦った。 国力差約八倍、常備兵力十五倍の大国ロシアに挑戦したのだ。 それは、どう考えても無謀な戦争であった。 この日露戦争を 日本の侵略戦争の原点…

文庫本「『坂の上の雲』(まるわかり)人物烈伝」

今日の午前中、宅配便で 「『坂の上の雲』(まるわかり)人物烈伝」の 出来上がりが届きました。 やっとできた。 書店に並ぶのは11月の初めでしょうかね。 NHKの『坂の上の雲』第一回は11月29日だそうです。 第一回から第五回が今年にオンエアされて 次は来…

囁くように

馬ちゃん 浮気したらあかんで 浮気? しないよ そんな・・・相手いないし いたら するんか えっ (続く)

俺のどんぐり

秋の散策で、どんぐりを拾った。 なんか可愛かったので むっつ、ななつ、ポケットに入れて持ち帰り、 スキャナーの上の箱に入れておいたのが 先月の末のことだった。 その数日後、細長いどんぐりを見つけたが 気恥ずかしくて 手にはしてみたが、それはそのま…

ヤバイ

戦後の民主主義の反動から、言論の自由は弱者の味方を大義名分に 権力者成功者を糾弾することを正義としてきます。 まあ、それはそれで意義はある。 ただ、時としてそれが暴走してしまうこともあるものです。 それが最近のマスゴミで、視聴率、購買数を第一…

ゲスのかんぐり

昨日の黒田清隆の酒乱から身から出た錆とはいえ 夫人殺害疑惑をアップしてつくづく思うこと。 こういった歴史考察はよろしくない。 これが事実信じ込まれている理由には 夏堀正元『明治の北海道』(岩波書店)や 色川大吉『日本の歴史21』(中央公論社)の影…

酒乱だったとしても、だ。

酒乱の話である。 これでしくじった方も多いでしょう。 『三国志』だと張飛かな。 近現代史では黒田清隆でござる。 この人、「酒さえ飲まなかったらね〜え」っていう典型で、 シラフの時は好漢好男子、まさに仁の人。そして冷静沈着。 また先見の明もあって…

開けゴマ

三十になったかならなかったの頃だったと思います。 初夏の休日の午後の紅茶をすすりながら、ピコピコと テレビゲームをやっていた。 上半身はだか。エアコンをつけるほどではなかったのです。 でもなんか西日が差してきて汗ばんできたような・・・ ふと、視…

やさしい狼たち

団先生の『牡丹』に「牛丼屋にて」という作品が11番目にある。 先生も吉野家のカウンターでちびりちびり御銚子三本を飲むのが 最近のお気に入りだそうです。 死んだ中島らものことを想い出した。 彼の自伝的な作品 『今夜、すべてのバーで』には 牛丼家のカ…

一葉の証

その親爺さんが蒸発してしまった。 小学6年生のKちゃんは 実家からの電話で家族の動揺を知ると、 母親に内緒で阪急沿線の北区中津に向かいます。 Kちゃんは父親の隠遁先を知っていたのです。 「お母さんに内緒にしておいてくれ給え」 その彼女と毎日マッチ…

一葉の絆

昨夜、寝床で団鬼六先生の『牡丹』を読んで、泣いてしまった。 ほろっとではなく、嗚咽してしまったのだ。 団先生がその半生で出会ったひとたちとの場面と感慨を綴ったエッセイ集。 短編集かな。決して変態SM本ではないよ。 「年賀状」 なんてことなさそうな…

友情と食欲の秋

ここ最近、またゾロ杉山君にハマっています。 みなさんは親友っている? 何人? 一人でもいればめっけもの。親友なんてそう多くはない。といわれます。 数じゃない、質だよね。 ところがさ、杉山茂丸には親友というか盟友というか同志というか そういった生…

ゆびきりげんまん

うとうとっと、したらアッというまに一週間。 歳のせいかな(汗)。 でもなんでこんなに眠いのでしょうか? 死ぬ三年前は眠いと母親がこぼしていたなあ・・・ あれから35年。その母親も80歳(汗)。 いや、別に寝てばかりいたんじゃない。 ちょっと調べもの…

馬の朗読、読書の秋の思い出

Kちゃんの進研ゼミの国語の点数がよくない。 とくに作文がダメみたい(涙)。 「もう少し見てやって!」 思わぬ八つ当たりの矛先がわたしに・・・ ということで、週一回土曜日に国語・作文の授業です、が、さ。 どうやって教えるのか・・・ 論語とか呂氏春…