あかんたれブルース

継続はチカラかな

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

児玉は西瓜じゃない。裏の杉山と同等!

落合氏が川上操六を薩摩ワンワールドのリーダーにできない事情には その後継者が長州の児玉源太郎という事実もあるでしょう。 参謀本部の実務(実権)は参謀総長というよりもこの次長にある。 川上が急逝した後に田村怡与造が引き継ぎました。 今信玄といわ…

落合論文のボタンの掛け違い

落合氏の唱える薩摩ワンワールドの不自由さは 西郷なき後の総長を吉井友実から(樺山資紀)高島鞆之助にするところにある。 そして、杉山茂丸をその伝令士にするから無理がある。 私見ですが、高島鞆之助は薩摩型のフランクなタイプで 杉山とも昵懇の関係だ…

間抜けで金のない帝王

次は高島・樺山コンビで台湾経営の基礎をつくった件。 落合論文では四代目台湾総督・児玉源太郎の手腕による 台湾経営の安定化(民政長官・後藤新平とのコンビ)というよりも そのベースは初代総督の樺山資紀と 副総督で薩摩ワンワールド総長・高島鞆之助に…

高島鞆之助の憂鬱

「落合論文」に対する最大の疑問は 薩摩ワンワールドの首領とする吉井友実の後継者が 高島鞆之助であるという点です。 御多分にもれず、わたしも高島鞆之助という人物を 「西郷の後継者と期待されたが後年耄碌した」 という説にどっぷりはまってしまった者で…

大きなヒント「杉山茂丸」と「落合論文」

そういった奇怪な陰謀説のなかに、 (というかそういったもの同列にしてはいけないのでしょうが) 雑誌『ニューリーダー』(はあと出版)に連載される 「落合論文」というものがあります。 これは落合莞爾氏が陸軍軍事探偵だった吉薗周蔵の手記をもとに 十数…

一度ほどいて編み直し

ということで、鬼塚陰謀説は却下します。 玉石混合。 ムッシュの云うように、 >事実だけ並べても、どんな事実を取捨選択し、 >どういった順番で配列するかで、嘘はいくらでも、つけるわけですが、 結果ありきの意図的な嘘なのか、想像力考察力の障害なのか…

マッチポンプより質が悪い!

私見としてですが、鬼塚英昭の『日本のいちばん醜い日』を ネタにして弄ってみます。 (?)(?)(?)(?)(?)(?)(?)(?)(?)(?)(?)(?)(?) (?)>終戦時(と開戦時)に外相だった東郷茂徳は、鹿児島の朝鮮人部落出身である。…

まず、半歩。外堀を埋めて

昨日、紹介者を介して 山口県田布施出身者の方と面談してきました。 この方は三代前に岡山県から田布施に住んで一族で 本人は18歳より田布施を出て以来各地(海外出張を含め)に移転して 現在千葉県に住む方です。 なんら田布施を擁護する必要もなく、 と同…

血行不良の行く末

手元に『日本のロイヤルファミリー』という本があります。 天皇家を取り巻く旧支配階層。天皇家の親戚と外戚・・・ それ以外に旧皇族、宮家、内親王、旧皇族、歴代宰相たちの系譜など 血縁をたどるとすべての道はローマに続く 相関図は毛細血管のようです。 …

わけがない。となぜ昂奮するの(汗)

後でニュースによって知りましたが その日、鹿児島県には春一番が吹いたのどうです。2月11日ですよ(涙) もう、朝から大荒れで台風のようでした。 傘をさしていてもずぶ濡れ。雨はスコールから滝のようです。 嵐のなかを加世田に向かう。 加世田市内に入っ…

西郷隆盛の実像を想い湯あたり

「白水館」の複数のお風呂に全部入ったら 湯あたりをしてフラフラしました(汗)。 一瞬、脳梗塞・・・の予兆かしらん? とヒヤリとした。 で、一階のフロント向かいの売店でお土産ものを物色。 かるかん、黒豚みそ、山川漬け、酒盗・・・ こんなものを見つ…

薩摩焼きと民族と国家

今回、指宿の老舗旅館「白水館」に泊まりました。 http://www.hakusuikan.co.jp/ 砂むし風呂の写真を撮って 「陰謀に深入りし過ぎて埋められた!」図 にしたかったのですが、撮影禁止じゃった(涙)。残念 この白水館には伝統工芸の「薩摩焼き」が多数展示さ…

色気と攘夷とスイカ売り

前回の『龍馬伝』で河田小龍を演じた役者が気になった。 調べたら、 リリー・フランキー! 役者もやるんだ(汗)。 前々回の吉田東洋役の田中泯もそうだけど、 NHKはキャスティングが良いです。 男のわたしでも「色気」を感じます・・・ ぼやぼやしちゃいら…

甲突川を渡って

翌朝、中央駅近くのビジネスホテルからナポリ通りを 甲突川を下って数分・・・ 南洲橋を渡ると、そこが加治屋町です。 当然ですが、西郷隆盛の生誕の地には弟の従道の石碑もあります。 大西郷に比べて従道の石碑は小さいなあ。 その近くに従兄弟の大山巌家も…

不自由でナンセンスでげす

ただいま~あ(寒) 寒いですね、雪がまざった昨日は雨模様の東京。 滞在中の鹿児島は暑かった(汗)。半袖でした。 なんか南方から復員してきたような感じです。 色々なお土産話もありますが、随時ちょっとずつ参ります。 東京から鹿児島は飛行機で約2時間…

潮風に千切れて東シナ海

しばらく旅を打ちます。 旅路の果てまで行ってきます。 ナポリ通り ちょっと入って加治屋町。 維新の男達の生誕の地で熱き息吹を嗅いでくるよ。 時間が許せば、その薩摩の「田布施」という 陰謀の場所とやらにもあしをのばすつもりです。 割と土地カンはある…

『龍馬伝』の先にある楽しみ方

なんか昨夜の『龍馬伝』は良かった(涙)。 生瀬勝久演じる吉田松陰がとっても良かった! あの長い台詞に感動した! 吉田松陰はああでなくっちゃね。 最近、モラトリアムな龍馬にヤキモキしていました。 龍馬がフリーメイソンに操られていたという本がある。…

陰謀という名の電車に乗って

歴史考察をするときのポイントはその人物の進退 その言動、環境、交友関係などなどから多角的に観るのがコツであり その推測にはセンスというものが必要です。 そのセンスを妨げるものは固定観念だとも思います。 はじめに答えありきで、そのために御都合で…

陰謀という名の陰謀

いわゆる、トンデモ本というジャンルがあります。 史実の綻びや毛玉を拾い集めて、 とんでもない飛躍、そして「陰謀」に仕立ててしまうのです(汗)。 過去の歴史に対して、私たちは結果を知っているので 一本の線で結ばれているような錯覚に陥る。 当事者は…

不敬として葬られた文部大臣

ということで、幕末から明治、そして戦前の二二六事件まで 日本の歴史は暗殺テロ事件で血に染められていた。 そのなかで 明治二十二年二月十一日の大日本帝国憲法発布式典の朝。 文部大臣・森有礼は 国粋主義者・西野文太郎に刺され、翌日死亡します。 この…

長府藩と人斬りと伊藤博文の違い

その後、維新をむかえて明治政府では華族制度が授けられます。 公家、旧大名に国家功労者の「家」に与えられます。 そのとき、中山忠光暗殺に手を汚した長府毛利家は子爵どまりだった。 日本の爵位は上から順に公・侯・伯・子・男です。 維新回天の二大組織…

暴れん坊公家の末路と曾孫

幕末の混乱期に七卿落ちというのがあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E5%8D%BF%E8%90%BD%E3%81%A1 この七卿とは別にもう一人長州に逃げた公家がいる。 欠勤届を出して。受け取ったのは若き西園寺公望。 ただし理由が書いてなくって公望は上…

ダジャレのなかにヒントはあるか?

日本人というのは駄洒落が好きでCMなんかでもよく使われています。 オヤジギャグという枠でククレカレー。 落首、落書、都々逸、狂歌、和歌、俳句などなど 言葉を遊びというか、これも日本文化のひとつなのでしょう。 梅原猛の柿本人麿もそんな感じで紹介さ…

北の王子と南の王子

これはあくまでも推理としてです。 堀川辰吉郎の「堀川」とは京都の堀川御所をさしているといわれます。 辰吉郎自身も「出身は京都の堀川」といっている。 出生届けにもそう記されている。 京都の堀川には御所はあっても民家は存在しない。 維新後の明治四年…

いい加減にせんかい!

堀川辰吉郎にはたくさんの妻がいて子がいて孫がいるそうですが そのなかで、 辰吉郎の娘で、明治天皇の孫だということで 声を大にして宣伝している女性がおります。 堀川辰吉郎の娘であっても別にかまわないのです。が、 堀川辰吉郎自身は明治天皇の子である…

むやみに出しゃばるな!

杉山茂丸の著書『乞食の勤皇』では 南朝の正当性を訴えているのですが、それと同時に 「別に出しゃばってむやみに勤皇を吹聴せぬでも良いのである」 という批判を浴びせています。 むやみに出しゃばるな! と杉山茂丸は言った。 誰に? 明治政府の高官たち、…