あかんたれブルース

継続はチカラかな

2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

明治という近代国家黎明時代の藩閥政治の意外な産物

明治維新とは文化革命と外圧によって達成されました。 その明治という時代を支えたものは武士道ではありません。 50歩譲って、武士道をみとめたすればあとの50歩は西洋合理主義との結合です。 武士が望んだ理想は明治維新後に勃発した士族の内乱、最終的に西…

みゆき嬢のララバイ(10)ビッグバンをむかえた創作の軌跡

中島みゆきにビッグバンが訪れました。 これは自然の摂理で約束の地、神とは契約済みだったはずです。 私小説家がその域を超えて創作の世界に踏み出したと解釈します。 家を出てきてくれないかと あなたは いうけれど 私 できればあなたのことを 誰かに褒め…

ワンクイック募金のこと

本日、メールチェックしてところ友人から昨日のブログの感想が届いていました。 一応、断りを入れて全文ここに転載します。記念すべき100個目の記事となります。 ……………………………………………………… ●●さんへ >久しぶりに●●さんのブログをのぞいてみたら、 >ワンクリッ…

「活人剣」と「殺人剣」

以前、相棒だった〇さんは大変な頭脳の持ち主でした。 某有名進学校から法科に進みますが、尊敬する講師が東大に移られると その講師を追って東大の編入試験を受けて合格。今度は法学科ではなく医学部へ。 また、その編入前に司法試験に合格して、という「お…

ワンクリックで救える命(私たちにできることのひとつとして)

御近所付き合いをさせていただいているアルファさんの志に賛同します。 以下の文面はコーピーペーストですが、どうか共に御協力ください。 アルファさんのブログは私のお気に入りの(今現在)下から三番目の「人生に不器用な人たち」を クイックするとピュー…

「国家」ではなく、まず「自分自身」の品格からの出発、ファイト!

あたし中卒やからね 仕事をもらわれへんのやと書いた 女の子の手紙の文字は とがりながらふるえている ガキのくせにと頬を打たれ 少年たちの眼が年をとる 悔しさを握りしめすぎた こぶしの中 爪が突き刺さる 私、本当は目撃したんです 昨日電車の駅、階段で …

真のエリート? 俺は愛しのエリーでいきます。

「国家の品格」では真のエリートを求めています。 それが「国家の品格」を取り戻すひとつの手立てだと。 この主張にはひとつのトリックとひとつの眉唾が存在していると私は考えます。 第一にこの「真」というのがくせ者です。 本では藤原さんなりの「真」の…

『国家の品格』の「おかげ」で見えてくる本質と「夜明け前」

『国家の品格』の「おかげ」で見えてくる本質と「夜明け前」 ということで、藤原さんに素敵な奥さんがいらっしゃることは認めますが、 安直な結論付けと不思議な飛躍が多々あることから「価値」を認めません。 色々な考察の材料になる記述は沢山入っています…

「国家の品格」さようなら菅原文太。私の青春

ここで日本人について私見ですが、書き込ませてください。 色々な本から人からの読み聞きかじりですが、馬太郎なりの解釈としてです。 日本人は宗教に疎いといわれますが、独自の信仰心があります。 また、宗教なんかを拠り所にしなくても生きてこれた民族で…

日本人の良質は「武士道」から生まれたのではない!

日本人の道徳心や情緒はなにも「武士道」から生まれたものではなく 日本人自身に育まれている資質です。(なぜかは、また次の機会に書き込みます) だって、日本人は武士(士族)だけじゃなくて百姓町人女性までいるんですよ。 武士道っていうのは新渡戸稲造…

『国家の品格』の品質表示に異議あり!

さて、ようやく『国家の品格』の時間です。 期待してましたね。この本のタイトルには。その主張大いに良し、正にタイムリーと。 んで、初っぱなから、あれ? まあ、そのうちに、、、途中で、あれ?、?、?、 ときどき成る程とか、頷くところも多々ありまし…

障害者のボーダーライン

1972年頃のアメリカ映画に『ジョニーは戦場に行った』という作品があります。 これは第一次世界大戦で傷ついた若者の物語で、彼の失った機能は両手両足と コミュニケーション能力すべてです。 したがって彼以外の誰も、彼に意識があることを理解するものは存…

天才という異形の者たち

『銀河英雄伝説』何巻目かに天才の誕生する環境を項目立てて紹介する記述がありました。 そのひとつに、家族や親族のなかに天才もしくは精神障害者がいる。 という項目に驚いた記憶があります。 南方熊楠の最愛の息子熊弥は弱年性痴呆症を患い発狂して死去し…

明治という時代が生んだ「天才」といわれる人たち

明治には色々な天才が出現しました。 その代表的なところで南方熊楠と秋山真之におまけで明石元二郎を付けてみましょう。 一人の民間人と軍人から一人と半分です。 秋山真之は司馬遼太郎の『坂の上の雲』の主人公のひとりで、 日本海軍の天才作戦参謀であり…

障害者と天才と『国家の品格』のおでん種

障害者の件、ちょっと違った角度から語ります。 120万部の大ベストセラーとなった『国家の品格』を読まれた方々は多いのではないでしょうか。 おでん種でいえば「ちくわぶ」。 まあ、中身がなくても大好物なので「雑学本」としては結構いけるかもしれません…

理不尽な天の法則と苛まれ矯正を求められる煩悩

よくわかりづらいですが、このモデルさんは左右の胸が均一ではないようです。 結局、この写真ぐらいなら私でも手放しで賛美はできなったでしょう。 問題の雑誌の複写はこれで仕舞いです。 日本と英国の世論常識の格差もあるでしょうが、ここではふれません。…

美しい障害者と醜い障害者、人種と国民性

このようなビジュアルの直接的な掲載は日本ではタブーだそうです。 その意味で英国は我が国よりも進歩的なのでしょう。話を先に進めます。 この被写体が障害者であるまえに英国人つまりアングロサクソンである点が私には引っかかります。 白人ですよね。これ…

究極の「障害者ファション」で困った馬太郎

「繊研新聞」とかいう業界紙があってですね。 実際には私もよくは知らないのですが、たまたま仕事の絡みで、そこの編集長から イギリスのファッション誌に掲載された記事を拝見する機会がありました。 そのテーマというか問題の特集は「障害者ファンション」…

無敵のハンディキャップ「障害者プロレス」

二十歳くらいの頃、松岡正剛とタモリの対談をまとめた本を読みました。 その中でいまだに印象に残っているのが「障害者」についての件。 メキシコで障害者が生まれると周囲から祝福され羨ましがられる 「この子はプロレスラーとして一生食いっパグレはない」…

障害者と健常者

難しいテーマを選びます。 私は子供を作るつもりはありませんでした。 妻と共にディンクスとして生きるはずでしたが、本当は親になる自信がなかったのです。 ところが、35歳を過ぎた辺りから何やらすべてのことに飽きてきてしまい、 何か物足りなさを抱えて…

みゆき嬢のララバイ(9)強烈なメッセージが夜会へ向かう

みゆき嬢の前期と中期のブリッジにさせてください。 彼女の創作活動の鉛筆の芯にあたる強烈なメッセージ。 昨日、「ヨッシーへの伝言」を書き込んでいるときに思い出したのがこの曲。 彼女はかなり核心を見つめています。みゆきはその核心に到達できたのか?…

教育の格差という指摘のとんでもない妄想

貧富の格差が広がっていると同時に、教育の格差も同じ傾向にあり、 その原因が経済的な格差だということです。教育にはお金がかかるというわけです。 学習塾や私立の学校に通わせることは経済的負担を強要される。というお話 うちの小学3年生の息子のクラス…

人事を尽くすワールドカップ・ブラジル戦「必勝の祈り」届け!

さぁて、泣いても笑っても明日はブラジル戦! 日本が決勝に進むには2点、3点差で勝たなければなりません。必勝です。 先日、そのために想念でなんとかしようと訴えましたが、その機会も今夜一晩。 これが最後のチャンスです。 人事を尽くして天命を待つ。し…

日本の教育「インテリジェンス」への彷徨と道楽者のススメ

私は悪夢というか、ある懸念を抱えていました。 過去形での切り出しは単なる「見栄」で、今現在も当然あります。 たとえれば、昨日フラれた七生嬢に、こう言われる瞬間です。 「それと、これとは、話が別よ」 昔からこの言葉への畏怖は強く、ということは、 …

見事に生きる事と器用に生きること

器用な生き方が流行りです。 たとえば、株式投資でいえばスイングトレードだのデイトレードだの たとえば、ビジネススタンスで、ライフスタイルで、 如何に器用に振る舞うかを諭す本や論調は大盛況です。 そんなのみんな嘘です。 器用な人はいます。それはそ…

恥知らずと罵倒されても前に進む殉教者たち それぞれのステージ

日本人は「恥」の文化によって成り立っていると言われます。 北朝鮮がテポドン発射をちらつかせ六カ国協議以前に米朝会談を意図しているとか、 その目的が経済支援にあるとか、のニュースなどを聞くと 「恥」はないのか!と憤慨する心根には日本人の「恥」の…

自分の中にいるもう一人の自分と、この世のあと二人

世の中には自分にそっくりな人間が三人いると言われています。 昨夜の深夜、ヒッポさんに色々教わってアバターの制作に成功しました。 上は最初に作った出来損ないのアバター。これでは満足しなかったので、ついつい (東三河通信さんいは軽蔑されるだろうな…

今度生まれ変わっっても一緒になろうね。って言わなかったっけ?

ローマのカフェテリアで七生嬢と向かいあっている俺。 ウエイターが運んできた彼女のカシスオレンジ。 そして、俺はドライマティーニ。もちろんベルモットなしでオリーブは2個ね。 昨夜一晩考えた決め台詞を言っちゃおうよ~ん。 「七生、今度、いや最後に生…

みゆき嬢のララバイ(8)初期の最後は個人的な選択で

みゆき嬢前期の作品から私の一番好きな曲でしめます。 「彼女の生き方」にしようかどうか迷いましたが、彼女は勝手にやれそうなので どうも気になるこちらの彼女にすることにしました。 今夜も切ないぜ、みゆき。 おまえの惚れた あの女を真似て 使い古しの…

日本がブラジルを敗り決勝へ進むの2つ理由と方法

多くの日本人の声援もむなしく、昨夜のクロアチア戦はドローに終わりました。 日本が決勝に進むには対ブラジル戦を2点差で勝つという厳しい条件です。 それでも私はなぜかブラジルには勝つような気がしてなりません。 私はさほどサッカーに詳しいわけではな…