あかんたれブルース

継続はチカラかな

2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

コラーゲンの礼拝堂

愛の十字路 第二章(15)オスカー・ワイルド(5) 昨日からね、お馬、いけねっ、お馬の母さんが泊まりに来ています。 もう、私の神経はあっちこっちに働いて目線は揺れて気はそぞろ。 ドキドキしています(汗)。 シーッ 気を取り直して紛らすためにも、オス…

「あやまち」という名の電車

愛の十字路 第二章(14)オスカー・ワイルド(4) ○素晴らしい決意には宿命がある。 常にあまりにも早くできてしまうということだ。 ホントは一昨日の「早まることは完璧であること」から「完璧」の話 のはずでしたが、けんぞうさんのコメントで解決したので…

お母さんと呂さんと時々馬

愛の十字路 第二章(番外)愛の押し売り(-100) おはよこざいます。 妹の呂さんが春から整体師になりました。 ここでよく登場する山師の劉さんの義兄・項さんは中国拳法の達人。 そのお弟子になったよ。6月から患者さんを担当しているね。 妹は呂恥骨といい…

「魂の息吹」とぎすませ、その直感。

愛の十字路 第二章(13)オスカー・ワイルド(3) ○早まることは完璧であること。 軽率な判断を悔い苛まれることは多いものです。 「れば」「たら」 これは競馬を含む投資スタイルで一番不味い発想だといわれている。 恋愛でもそうです。 人生はこういう後悔…

ありのままが君が好き。とはいっても

愛の十字路 第二章(12)オスカー・ワイルド(2) ○人は恋に落ちると、まず自分を偽る。 そして他人を欺くことで終わりを迎える。 それが世界で言うロマンスだ。 シブイことを宣いますねえ(涙)。 男も女も相手の歓喜や好感を獲ようと当初は目一杯背伸びし…

「知のマッチポンプ」西の小結・オスカー・ワイルド

愛の十字路 第二章(11) 老人はすべてを信じ、中年はすべてを疑い、若者はすべてを知っている。 なんと含蓄の深い言葉。では若者とは? 完全なる状態とは怠惰である。完全の極地は若さである。 なんと! 怠惰を「完全なる状態」と位置付けるのか。 そして、…

慈愛と布施と陰徳ではなく

愛の十字路 第二章(10) ★☆★☆★☆★☆☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ ☆ 【ワンクリック募金】一日一回 だけど ☆ ★ ★ ☆ http://www.dff.jp/ ☆ ★ ★ ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ ワンクイックで支援企業が援助します。 昨年、アルファさんに紹介されて、この募金を始めませんた。 …

中山仁は「サインはV」の監督だったソウジョウ

愛の十字路 第二章(9) 漢文? 昨夜、酔っぱらいがまた来ました。 酒が入らないといい人なんだけどねえ。 おや? おまえさん、エコさんなんか忘れていったよ。 「仁」って書いてる。さて、愛の十字路で御座います。 今日のおかずは「仁」でいきましょう。 …

感激した女の意気地

愛の十字路 第二章(番外-7)菅野すがの場合 関東大震災を利用した亀戸事件などの(当局が認めた)危険分子の粛正。 それ以前の明治43年に「大逆事件」という明治天皇暗殺計画というもがありました。 その共同謀議の被告として、菅野すがは愛人幸徳秋水と処…

自己中心主義が「徳」に輝くとき

愛の十字路 第二章(番外-6)金子文子の場合 その日文子は、労働者が集う「社会主義おでん」の店で一人の男に心を奪われた。 男は、ボロボロの青い職工服にオーバーを羽織り、静かに焼酎を飲んでいる。 文子には寡黙なその背中からは異様なオーラが周囲を圧…

定吉二人きり

愛の十字路 第二章(番外-5)阿部定の場合 阿部定といえば大島渚の『愛のコリーダ』を思い浮かべます。違うのかな? ディスコミュージック? 何それ?知らない! 大島渚監督で映画化されました。ハードコアです。私はこの手を映画を評価しません。 日本のヌ…

爆発聖母誕生

愛の十字路 第二章(番外-4)岡本かの子の場合 芸術は爆発だ! これを連発させていた岡本太郎。 一度だけ、ナマ岡本太郎を身近で拝見させてもらったことがあります。 ニューヨーク在住の現代アート作家さんの画集のデザインを担当したことがありました。 そ…

洋子の彼方と目前の視線

愛の十字路 第二章(番外-3)永田洋子の場合 先日、仕事の打ち合わせで七歳年長の某氏と雑談に花が咲きました。満開 なぜか、女性の話。変な話じゃないですよ。 某氏が大学時代に翻弄されてた彼女との神戸旅行の話から。 といっても女一人に野郎二人が弥次喜…

晶子の鉄幹への愛とそれ以外への鉄槌

愛の十字路 第二章(番外-2)与謝野晶子の場合 ああをとうとよ、君を泣く 君死にたまふことなかれ、 末に生まれし君なれば 親のなさけはまさりしも、 親は刃をにぎらせて 人を殺せとをしへしや、 人を殺して死ねよとて 二十四までを育てしや 日露戦争が佳境…

トンビが、、、。

愛でもなんでもないのですが、気分転換に馬鹿話です。 智恵子は東京には空がないと言いましたが、東京にはトンビもいません。 カラスは多いですけどね。 私の生まれ育った町にはトンビが多かったですよ。 カラスもわがもの顔ではいられないくらい。49対51そ…

良識派の疲弊

愛の十字路 第二章(番外-1) 音夢嬢から「良識」という言葉が提示されたので借用させてただきます。 「良識ある大人」 良識派というものです。 今、いや、それ以前から「良識派」は社会で駆逐され、疲弊し、利用されてきました。 良識というものが必ずしも…

苦情コメント

昨日、朝起きて、ブログをチェックしたら お気に入りに入っている「●●さん」から内緒モードでコメント有り。 馬さん、●●の馬さんに対する印象を吐露しておきます。まず、断わっておきたいのは、こうして内緒で投稿した書いた物を再度「ブログネタに転用する…

闇夜の懐中電灯として

愛の十字路 第二章(8) 国語 さて、いよいよ佳境に迫ってきました。本丸大手門の攻略開始です。 その前に、このブログで、私が伝えたかった事をひとつだけ紹介させてください。 「中庸」という言葉があります。 人間は白黒をつけたいものです。 曖昧な社会…

叶恭子>星一徹>明子 という愛のキャパ

愛の十字路 第二章(7) 生物 「君はボクがいなくても生きていける。 けれども、彼女はボクがいないと駄目なんだ、、、。」 男と女の別れのスタンダードナンバーです。 そして、自立できる女たちは歌う。 ♪ れ〜い〜子〜っ、 >今晩は馬太郎さん、男性はよく…

きみと朝寝坊

愛の十字路 第二章(6) 家庭科 三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい。 こんなセリフを唱えて浮世を添い遂げてみたいものです。日曜日はダメよ。 昨日、無償を説いてなんですが(涙) あなたにとって、いい男いい女ってどんなタイプですか? 生活力が…

アバタもエクボ

愛の十字路 第二章(5) 科学 「無償」の愛を提案しましたが、相手にもよりますよね。 誰にでも彼にでも無償の大盤振る舞いはできません。 「好み」とか「相性」とかある。 逆に言えば、無償でやれそうな相手を探すのがいいんですね。意外にいないものです。…

愛の処世と損傷力学

愛の十字路 第二章(4) 物理 映画『旅情』でキャンデス・ヘップバーンはうまいことを言ってました。 「私はパーティーが楽しくて、いつも時間を見失ってしまうの。 そして、気がつけばいつも一人。私は引き際をいつも見失ってしまう」 だいぶ昔に観た映画な…

馬博士の愛する数式

愛の十字路 第二章(3) 数学 愛にはプライドがありますか。 メンツですか? 自分の思いと相手の思いの比重を比べる? 失恋とはその拒絶と破綻? 失った愛よりもメンツの問題だったりする? その傷心の分けは? まあ、それを言っちゃあ、お仕舞いでしょうけ…

細川夫婦の愛の終着駅

愛の十字路 第二章(2) 歴史 熟年離婚が急増しているそうです。 子育ても終わって、夫も退職。これから老後のための第二人生を、の矢先。 突然の妻からの三行半。退職金の存在か? 釣った魚に餌をやらなかった夫さんの自業自得か。 食い物の恨みは大きいと…

渚にて

愛の十字路 第二章(1) ホームルーム 恋愛は数量ではなく質だとして、 伊庭八郎と小稲のケーススタディを紹介してみました。 でも、小稲はあの三百両をどうやって工面したの? 蓄えがあった? どうやって稼いだの? 八郎はその金を受け取って胸は痛まなかっ…

子供の名付け親とふたつの戒名

愛の十字路(論外) 先日の「夫婦は他人、それ以上に、だからこそ」の続編として。 銀ちゃんが中学の時に父親が蒸発したそうです。 彼は中学を卒業すると一家を支えるために社会にでました。 長男であり、下には二人の弟妹、そして母親がいます。 父親は恋愛…

恋は数量より「質」

愛の十字路(番外-4) 幕末で、一番モテたの誰だと思います? 以前、明治だと頭山満か広瀬武夫って記事にしましたよね。 で、幕末だと。。。私思うに、伊庭八郎じゃないかと密かに確信しています。 この人は幕臣で御徒町に心形流の道場をかまえる凄腕剣士だ…

英雄色を好む

愛の十字路(番外-3) 男って生き物は英雄に成りたがるものです。 だけど悲しいかな誰でも彼でもそうそう簡単に英雄にはなれない。 なもんで、まずは色から始める傾向となる。 男子厨房に立つとき、まず道具からって感じでしょうかね。 大酒をあおって豪傑を…

愛も過ぎれば依存症

愛の十字路「番外-2」 (30)の補足 一昨日の記事(30)で 「欲に情あり。情に節あり。」という有り難い詔を提示しましたら、 なんと音夢嬢は「竹の子」かいなと解釈し、 だったら馬太郎は「浪花節」だと喝破されてしまいました(涙)。 当たっているから…

夫婦は他人。それ以上に、だからこそ

愛の十字路「番外-1」 毎週水曜日に一緒にウォーキングしているノンちゃんは、先月ずっとお休みでした。 理由は入院中のお父さんの病状悪化。先月、はじめに危篤状態になります。 血糖値[1] 妻からこのことを聞かされて、もう駄目だと思いました。脳死です…