あかんたれブルース

継続はチカラかな

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

陰謀説115日抗争

今年の1月18日から明治のイケメンとして 「明治男前烈伝」の十人目を御落胤・堀川辰吉郎にもってきて 巷の陰謀説を覆しつつも、玉石混合の近現代史の謎を紹介、検証してきました。 そこには「ニューリーダー」で連載されていた落合莞爾氏の論文の 取り捨てが…

見捨てられた男

次は日野強です。 この人も軍事探偵で、日露戦争までは満州などで諜報活動をしていました。 日露戦争では第一軍参謀附で花田満州義軍とも関わっている。 戦後、西徳二郎、福島安正に続き、中央アジアの調査旅行に成功。 『伊犂紀行』を著している。 でね、こ…

こんな首領・・・ダメじゃん

石光真清は上原勇作の僕(しもべ)だった。 そりゃねえ、上原は児玉の次の次の次の参謀総長ですから 民間とはいえ軍事探偵だった石光の上司にはなるだろうけれど、 落合氏のいう手下はそうじゃなくて、 上司部下とかそういった組織の建て前じゃなく 石光は薩…

そこまでは座布団三枚。そこからは・・・

さて、青空会議の興奮も醒めやらぬなかで わしは上原勇作の疑惑を追及せねばならんのじゃ。どうしても 落合氏は上原勇作こそ、薩摩ワンワールドの後継者、そして頭領だという。 そして、諜報スパイの首領だと。 で、軍事探偵の石光真清、日野強らは 上原勇作…

爽快!第一回「青空会議」雑感

昨日の青空会議は楽しかった。 その昂揚をさましつつ、なんであんなに楽しかったのか、考えてみた。 時間が止まった。いや逆行したのか?タイムスリップしたみたいに 18、9のボクがいたさ。 あの頃、理想と現実が近くにあった。 ボクたちは夜を徹して何かを…

早起きは三文の東京特許許可局

時はいま、 別に本能寺に行くんじゃない。上野は寛永寺だけどそっちでもない。 ファンションビルABABの向かいです。集合場所は西郷さんの銅像だけどね。 宴会場は不忍池の向かいだよ。 君も行こうよ、僕もいく 別に満州に馬賊に大陸浪人になろうっていうわけ…

じゃ、明日 上野でね

さあ、ついに第一回「青空会議」は明日に迫りました。 みんな用意はいいか。 わたしはお酒は何にしよう。やっぱりシンプルに日本酒かしらん。 紙パックの大関「のものも」2リットルでいいわん。 肴は・・・ ちょうど実家から「鰹の腹皮薫製」が送ってきたの…

俺のヒーロー

上原勇作疑惑として、ナニデスが 女性疑惑からスパイ疑惑へ展開するはずだったけれど 昨日あれっくさんから 伊藤博文と尾藤イサオの連想by大河ドラマ『花神』(1977年) を告白され、琴線にふれ肩を震わせ貧乏揺すり(涙)。 そうなんだ! 司馬遼太郎原作…

そのへんの手法がセコイ

というのも、秋山は騎兵科、上原は工兵科の出身。 どっちかというと砲兵とか歩兵科が主流でエリートコース、花形。 とくに工兵は黒鍬者と蔑まれていた裏方さんです。 これも恩師で岳父の野津から「工兵に行け!」といわれて「はい」だった。 と書かれてある…

どうも腑に落ちない・・・

上原勇作疑惑の検証でした(汗)。 落合莞爾氏の薩摩ワンワールドの首魁「高島鞆之助」説は却下しましたが その跡取りがプリンス上原勇作だといいます。 まず、足場から内堀外堀を攻めていきます。 >上原は薩摩人と見られているが、実は宮崎出身である。 >…

昨夜の「プロジェクトJAPAN」に想う

昨夜、NHK総合テレビ夜9時から「プロジェクトJAPAN」で 伊藤博文と安重根が取り上げられていました。 少し前に没100年祭がニュースで紹介されていた。 安重根は、韓国では英雄だそうです。 伊藤博文は日韓併合の象徴的な人物。 日本でさえも、伊藤博文は・・…

♪あなたな〜らどうする?

たとえば、タイムマシーンかブラックホールボックスで 時代をゴッチャゴチャにしてみたとして 北清事変のあとの国会質問の場面 日本の賠償請求額に対して 野党、たとえば共産党とかやりそうですが・・・ 日本の海外派兵に対して反対していたが、一転して 賠…

穿った見方を追い払え

自民党から離党して新党「たちあがれ日本」が旗揚げしましたね。 そこで指摘されるのが代表の平沼さんと共同代表の与謝野さんの 政治姿勢が違い。 具体的には郵政民営化法案のときの話を持ち出されます。 マスコミも政治家もそこを矛盾点としてあげる。 時事…

春風のいたずら

日露戦争で 児玉源太郎の密命を受けた 明石元二郎大佐を西の大諜報とすれば、 東の大諜報を担ったのが青木宣純大佐です。 青木宣純は袁世凱と密約をかわし 特務班を組織して様々な破壊工作を行った。 この青木の出身地を「宮崎」と表記してある。 彼は、佐土…

普通、そう考えるものだよ人間は

お金の話のついでに 義和団の乱、いわゆる北清事変で七カ国連合が編成されて その先遣隊が北京をめざし籠城する外交官民間人を救出する。 映画『北京の55日』では米国英国が主人公ですが 主役は日本です。北京籠城では柴五郎中佐。 先遣隊を指揮したのは福島…

犯人は君だ

陸軍の倉庫にあったモーゼル銃は (ドラマ『坂の上の雲』の旅順攻略で清国兵が「戦わず」「武器も置いて」 逃げた、とあったあのときのモーゼル小銃などです) 結局、フィリピンの独立運動支援のために船に積み込まれ長崎を出航しました。 玄洋社や宮崎滔天…

消えた年金のずっと前に消えたモーゼル銃

お金の話ですが、ちょっと横道にそれますが・・・ 日露戦争において満州義軍なら特殊私兵軍隊が編成されて ロシア軍の攪乱に活躍していました。 国際法の関係であまり表にはできない。これもまた大諜報です。 ことのはじまりは満州太郎こと鶴岡栄太郎という…

秘やかな音無の屁でまっ黄っ黄

馬太郎は考える。60億円ではマンションが120戸しか買えない。 つまり、120室あるマンションが一棟買えるぐらいの金額だ。 そんなんで、レーニンがあれほど明石を賞賛しただろうか・・・ 第一、 その資金はレーニンには渡っていない。 ほとんどがフィンランド…

革命のお値段は60億円なり

お金の話で横道にそれますが 余談だが です。 日露戦争でも明石元二郎の諜報活動に 参謀本部から100万円の機密費が諜報活動資金として渡された。 というのが定番ですよね。 当時としては大変な金額です。が、はたして100万円ってどれぐらい? 現在の80億円に…

イケメン容疑者

もうひとりの容疑者は大谷光瑞。 浄土真宗本願寺派第22世法主です。 この特集の枕にあたる明治男前列伝の第一回でも紹介しました。 http://blogs.yahoo.co.jp/djkxq447/50067054.html なんか計画的なようですが、常に成り行きです(汗)。 大谷光瑞は合計3回…

スポンサーは誰だ?

堀川辰吉郎は一生を通じてお金に不自由しなかった。 では、だれが堀川のスポンサーだったのか? 消去法として、 頭山満と杉山茂丸を消します。 頭山も一生お金を稼ぐために働いたことのない人物です。 頭山は杉山に勧められて炭坑の切り売りをしましたが そ…

「激動の明治に天才女形」蠢太郎は堀川辰吉郎がモデル?

孝明天皇は暗殺された。 これはほぼ確実なのだと思う。証拠を出せといわれると困りますが。 すべては状況証拠で検察側としてはつらいけど、間違いない。 としてかまわない。 これはもうトンデモ本の範疇じゃないんだ。 だから、これを頭から否定する人は、逆…

今月、4月25日に

ロマン議長の記念すべき第一回「青空会議」が開催されます。 http://blogs.yahoo.co.jp/romanticnao/24933603.html これは革命評議会のようなものです。大袈裟にいえば(汗)。 といっても露天の宴会ですけどね。 会費はありません。各自飲み物とおつまみは…

いつのまに・・・(汗)

今日、病院の待合室でなにげに ビッグコミックオリジナルを手にとってめくると 巻頭カラーで 村上もとかの不定期連載『蠢太郎 JUNTARO』(其の参 散華) というのがあった。 ので、なにげに・・・ 主人公は女形の役者なのですが 孝明天皇の御落胤・・…

隔世遺伝か母系の優勢遺伝か、それとも赤い疑惑か

美形の遺伝子、DNA・・・ということで 上の写真の人物は上原勇作と申します。 日露戦争では第四軍の参謀長で秋山好古とは陸軍士官学校の同期。 陸軍大学には進んでいませんが、工兵の第一人者です。 第四軍の司令官野津道貫の書生となり、認められ娘婿になっ…

美形の若君

明治男前烈伝として、口実にしてかな(汗) 堀川辰吉郎を検証しております。 この堀川特集の最初に孝明天皇の暗殺の件を記事にしましたが、 あれから色々調べると、どうもこの暗殺に関しては学術的におおかた認められているようです。 日本の近代史は戦前の…

昨日の補足

昨日の記事に入れられなかった写真です。 一番上が鍋を囲む東久邇稔彦殿下(左)と堀川辰吉郎(中央) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%B9%85%E9%82%87%E5%AE%AE%E7%A8%94%E5%BD%A6%E7%8E%8B と堀川辰吉郎(中央) 二番目が鍋に手をかざす高松宮…

堀川辰吉郎と鍋の真贋

孫文の片腕として辛亥革命に協力した 堀川辰吉郎。 そのお礼として、なのでしょうか。 孫文から鍋をもらった。 ただの鍋じゃない。ましてや中華鍋じゃない。 秦の始皇帝ゆかりの鍋だといいます。 始皇帝は世界の王である証の勾玉を求めて イスラエル系の重臣…

孫文の約束手形と明治っ子純情

もうすぐ上海万博だそうです。 なにかと政治外交でプレッシャーをかけてくる中国ですが この中国が、満州民族「清」から独立するにあたって 日本・日本人から多大な協力支援があったことはすっかり 忘れられているような・・・ 中国(共産党)は日中戦争と勝…