あかんたれブルース

継続はチカラかな

2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

勇者の行進

私の前を行く二人の女性をごらんなさい。 彼女たちにはある共通点があります。 二人は、平成4年と今年平成20年の四月に、 あの悪名高き越谷税務署職員に鉄槌を浴びせた勇者です。 向かって左がのんちゃん。その巻き舌でのネゴシエーションは古今無双。 「お…

身の上話と革命

「いい加減」のお腹と背中(9) ♪ グレーの背広に ラークのタバコ ママさんの いいひとね 身の上ばなしを したいけど 「そんな女のひとりごと」 元大関・増位山(現三保ヶ関親方)が甘く歌います。 身の上ばなしをしたのは、どうも「そんな女」だけじゃない…

深く眩しい彼女の知性

笑う馬(3) 知的な女性に弱いんだよね。 たまらなく、知的な女性を知っている。 彼女は私を「かしこやし」と揶揄して、「うちはアホや」と卑下します。 私の記事が難しいと苦情を訴える。 でもね、彼女は私が今まで知り合った女性のなかで とっびきりの知性…

思い立ったら吉日

「いい加減」のお腹と背中(8) 長々とああでもないこうでもないと武士道について混ぜっ返してきましたが、 ここでようやく自分なりに考えがまとまってきました。(まとまってなかったのか!) 武士道って、非常に個人的なもので、 所謂「ダンディズム」なん…

まどろみの天使

あらあら、うちの娘(未定)がオネムです(笑)。 瞳がト〜ロとなって。 二重瞼が厚くなってなってしまってる。とろけてしまいそう。 しかし、この間のオロナミンCのカットと比べて なんて幼いのでしょう。まだ年小さんだもんね。 そうなるとこの間にカット…

武士道イメージ戦略

「いい加減」のお腹と背中(7) 昨日もどこかで「武士道」を引き合いに結論付けるコメントを目にしました。 精神病理のなかで「自律神経失調症」というのが とても便利な言葉だとして揶揄されますが、 この「武士道」も閉塞感に満ち溢れた現代社会にあって都…

笑いの福音

笑う馬(2) 人を泣かせるのは才能などいらない。どんな辛い思いをしたのか。 どんな涙を流したかを記憶していれば泣かせるのは簡単。 でも人を笑わせるのは神さまからもらった天性。 そして、涙を知れば知るほど笑いは深い (浅田次郎『待つ女』より) 子供…

武士道ヨッサコイ節

「いい加減」のお腹と背中(6) 日露戦争の時に、 「武士道」が世界に宣伝された事例が2つと半分あります。 ひとつは黄海海戦で敵艦隊を取り逃がした上村彦之丞が敵ロシア兵の救出にあたった事。 もうひとつは乃木希典が旅順要塞を降伏させた水師営の会見で …

男と女の顔

笑う馬(1) 環境の違いで歳をとる速度が違うと書いた。 特に、都市部と地方を指していいたかったのではない。 幸せのなかで、溢れる愛のなかにある者と 不幸に苛まれ、愛を知らないものとの環境の格差は大きい。 男の顔は履歴書だという。 その風雪のなかで…

タンパク質と甘いモノの効用と雑感

心と体(番外-4) 「心と体」の(5)で 「 不快やストレスなどがプラス・エントロピーを高める。 食物でいうとタンパク質にはマイナス・エントロピーが豊富で、 体内のプラス・エントロピーを抑える働きがあります。 」 としました。 先日お邪魔した、幻夜さ…

ろくでなしブルース

「いい加減」のお腹と背中(5) 「このろくでなし!」 また、妻に怒られてしまいました。 そして畳に「へ」の字を書く。。。 ろくでなし、ろくなものじゃない、ろくでもない、耳にタコ。 このろくでなしの「ろく」って、「六」って書くようですね。 「六出な…

そこだけは、逃げちゃダメ!

心と体(番外-3)眠りと意識。そして自覚 私たちは自分の「意識」に対して、 とても早とちりで把握しているような錯覚に陥っています。 この意識とか記憶とかは途切れ途切れで、なにかの拍子に必要に迫られて 取り戻せるから、連続して繋がっていると思い込…

武士道と武富士

「いい加減」のお腹と背中(4) 言葉の表裏と一人歩きの話でした。 昨夜、火付け役のO〜MAさんからいいコメントをもらった。 「近藤や土方。それに乃木大将が「禅宗」だったとしたらその美学は理解できますね。 それと、自己装飾と自己演出が上手だったとも…

武士道コンプレックス

「いい加減」のお腹と背中(3) 幕末から明治にかけて、この武士道というか「武士」「武人」を 強く意識して、それを体現した集団と人物が2つ。 ひとつは新撰組。 近藤はじめ、土方や沖田は多摩の農民の出で武士じゃなかった。 武士になって栄達したかったん…

武士道って武士の道か?

「いい加減」のお腹と背中(2) ネットとかで、何かを議論したり、白黒決着の場の材料にとかに 「言葉」が一人歩きしているシーンを目撃します。 たとえば、現在の日本人の在り方を嘆き、懐古的な意味を込めて 「武士道」とか「武士道精神」なんかを持ち出す…

「いい加減」のお腹と背中

「いい加減」 この言葉を使った元祖はだれだったか? というか浸透させたのは。 池波正太郎だったか? それともひろさちやだったか? いい言葉ですよ。そんなにカリカリしないで、少し遊びを残せよ。って 心の迷宮でもがき苦しく人にはアスピリン、抗生物質…

お金の罰(ばち)

私のブログタイトルは「お金と人生と幸福」です。 最初の二週間は「明治水滸伝」だった(汗)。 それじゃあねえ、みんなとの接点がなくなるから 「この世に生まれた目的は、幸せになるためよ〜ん」というスローガンから そのネックになるのが「お金」なのと…

愛の力の点と線

心と体(番外-2) ウイリアム・ライヒが発見した生体電気。彼はこれを「オルゴン」と名付けます。 これは大気中に存在して、その色は青から青紫、もしくはブルーグレー。白。 という色味があるそうです。 ここで、 空の色はなぜ青いのか? http://www.nowden…

今日のランチは「青魚の蒸し返し」

さて、「心と体」も一応は結論付けたことですから、ちょっと過去記事の蒸し返しをやります。 「見えるものが見えない」と「見えるけれど、見ない。見ないようにする」 あの後、色々コメントを頂きました。 でね、ひとつだけ。そこから先の行動云々は言ってな…

フェミニストの憂鬱とS疑惑の高揚

小学校6年の時に、クラスメイトのいずみちゃんから 「馬君ってフェミニストよね」と言われました。 へへへっ でもホントは「フェミニスト」って意味が分からなかった。 当時、「フェミニン」というシャンプーがCMで宣伝されていたので、 「おかしいなあ。。…

なぜキスを求めるか

心と体(番外-1) 愛の確認? 情交のイントロダクション? 馬あれ?いずる悩み。いや「生まれいずる悩み」だな。有島武郎 どうもね、赤ちゃんの授乳に関係あるのだといいます。 人間は愛がないと生きていけません。 誕生して、母親の温もりを感じる。母乳を…

幸せになるための方法として

心と体(7) ヒノキの大樹の下で、私は太い幹に寄り添っていた。 まるで恋人と相対しているかのように。 私はゆったりとくつろぎ、何かを語りかけながら、 その幹の表面を大きく指をひろげて掌で、愛情を込めて愛撫した。 やがて大樹は私のしぐさに反応する…

地方は老けるか、痴呆はどうだ?

故郷から届いたCDを聴きながら、 懐かしさから以前もらった40歳の同窓会の画像を眺めていました。 しかし、なぜ、みんなこんなに老け込んでしまっているのか。 これが同世代とはとても思えない。 ハゲとか云々の問題じゃない。 私も40過ぎて、特に45過ぎてガ…

愛のない行為は疲れるだけ

心と体(6) ココロとカラダの一致か独立かを議論する場合に、必ず出るのが 「愛がなくてもセックスはできます」 というものです。 確かに、できるよね。 ただし、それは精神的な消耗・疲弊・不満・閉塞を招く。 どうもね、この体内プラス・エントロピーが貯…

焼き肉はマッチポンプ?

心と体(5) 性格的にまどろっこしいのが嫌いなので話をどんどん先に進めますよ。 性の栄養学みたいなものがあるそうですな。 人間は食物摂取つまり「食べる」ことで栄養を吸収しますよね。 これと同じ原理で「性」から栄養を吸収すると考える。わけだ これ…

愛の量子物理学でしょっでしょっ

心と体(4) 性の乱用? なあんだやっぱりフロイトじゃないかよお。 いや、グルジェフは、ちょいと会社が違うようです。 新実存主義派の作家コリン・ウィルソンはその著書『性の衝動』で 20世紀のヨーロッパが性に対してまともな目を向けるようになったのは…

御利益スキンシップ

いま仕事で林輝太郎という相場師の全集をやっています。 正確には「選集」、全部で10冊。仕上がりは今年の年末ぐらいですかね。 http://www.doyukan.co.jp/multimedia/index.html 破天荒な生き様を担当編集者から聞きますと昭和という時代を感じます。 赤線…

脱線したまま底抜けチキチキ

心と体(3) このグルジェフのおっちゃんはさらに人間を7つのカテゴリに分けました。 まず、第一階層の3つ。ランクが設けられているようですね。 (第一階層) 「運動」と「本能」 両センターが優勢な「肉体的人間」 「感情」センターが優勢な「感情的人間」…

ちょっと変だよ「ヒゲ」と「数検」

ちょっと変だよ『隠し砦の三悪人』。 リメイクされたようで、映画のCMがオンエアされますが、 あの髭、ちょっと変だよ。 なんであんな髭?こだわるの? 三船敏郎のイメージだから? もっと髭の似合う役者いなかったのかね。 じゃなかったらあんな髭ボツに…

現代の人間心理の厄災はここから?

心と体(2) さて、話は20世紀前半のヨーロッパに飛びます。 ジョージ・グルジェフという哲学者がいます。 その名を聞いて霊的舞踏家と連想する人もいるでしょうが、 評価する者はフロイト以上の、「性の論理を統一しようとした」唯一の人と位置付けてもいる…