あかんたれブルース

継続はチカラかな

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

鈴原芽衣シンドローム

つぐみのゆりかご(3) 『Mother』の登場人物のなかで 次女・鈴原芽衣のキャラクター設定は 昨今お騒がせの「過剰反応」現象 の本質を解くカギだなあ と、思いました。 彼女は、自分を「打算的」と称し、 辛らつな言動を行使する。 姉に対するコンプレックスが…

うっかり菩薩の盆と正月

つぐみのゆりかご(2) 『Mother』では人間の一生 その死についても考えさせられました。 うっかりさん(田中裕子)の人生は 幸せなものではなかった。 でもね 彼女の人生の最後の日は とても幸せだった。 余命いくばくもなく遂には医療機関も みはなして、死…

つぐみのゆりかご

トレンドから一歩も二歩も遅れて 三歩下がって師の影を踏まずの馬太郎です。 幸子がネットで無料でドラマが観れるから 『天使のわけまえ』を観れ観れとうるさい。 基本テレビドラマはあまり観ませんのですが まあ、そんなにいいのならと観た。 良かったです…

情交の捉えどころ

先週の都議会選挙の結果から 民主党の没落はともかく、維新の会の惨敗は やはり橋下発言が大きく影響して いるんでしょうねえ。 ここでは、従軍慰安婦問題はいいけれど なんでわざわざ沖縄米軍基地まで行って 風俗活用法を伝授せねばならんのか? を問題にし…

知りすぎた者たちの挽歌

陰謀、陰謀説、 それを宣伝する陰謀論者まで わたしがナマコやナタデココ以上に 嫌っているのは御存知の通りです。 理由は、そこで思考停止になるから。 陰謀はあるし地政学も認める。 けれども それがすべて思惑通りにいかない。 これが歴史の事実だ。 先日…

とんとんとんからりんの

許さざる社会(10) 今日は平日ですが息子は先週土曜日の代休。 いつも部活で5時半起床~20時帰宅で お疲れさんなので嬉しがっていました。 部活も本日はお休み。 ところが、昨夜の就寝前に歯を磨きながら ぼやいていた。 なんでも友人の誕生会で渋谷だか池袋…

不道徳な一家団欒

許さざる社会(9) ここ最近、失言が多い。 (マスコミが叩く揚げ足じゃなく) 東北のどこぞの県会議員が 病院で番号で呼ばれたといって憤り 支払いしないで帰ってきて まだ腹のムシがおさまらずツイッターで 喚いて・・・炎上。 また、復興庁のキャリア官僚の…

風説と迷信と妄信

許さざる社会(8) 昔、といっても半世紀前の話 育児で母乳より粉ミルクのほうが 栄養価が高いと宣伝され 母乳が出るのにあえて粉ミルクを与える 母親も多かったそうです。 そのとき起こったのが 森永ヒ素ミルク中毒事件。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A…

雨のタンゴ「発酵の女」

昨日の朝、台風情報でやたら地元が テレビに出てるということで 母親に電話しますが通じない。 お昼と午後と夕方・・・ どこに行ってるんだろ。出歩くなって いってるのに・・・ 夕食後、七時過ぎにようやく通じた。 「何処へ行だっどったんな?」 「花に水…

喰らうディアの食卓

許さざる社会(7) 自分ではそんなに気にしていないのですが 髪の毛が薄くなっているようで みかねた古市さんから昨年秋に 育毛剤をプレゼントされた。とほほ なんかとても高価なものだそうで 主成分は「核酸」なんだそうです。 核酸といってもピンとこないで…

喰らうディアの誘惑

許さざる社会(6) 共通していえることは 「個」の肥大。 肥大化していく個人・自己ということです。 不自然な成長過程によって 自己を保つことが不安定である。 もしくはアイデンティティーの欠如 などから自己認識のための 精神的過食状態に陥るのでしょう。…

駅前旅館「サライ」の宿から

許さざる社会(5) この世でなにが一番大事かといえば 愛とこたえる馬太郎です。 なんだかんだ異論はあるでしょうが ま、どんなに議論してもこれしかない。 「愛がなくてもお金がなければ死にます」 という人もいる。 別に死んでもいいんじゃないかと思う。 愛…

静香ちゃんのバイオリン

許さざる社会(4) 漫画でもアニメでも コンセプトというものがあって 登場人物のキャラクター設定にも それが顕著にあらわれているものです。 このシリーズで、ど根性ガエルの設定は 現代ではもう成立しないと記しましたが それよりすこし後のドラえもんでも …

正しい変態における課題

許さざる社会(3) シュタイナーの人間の七年周期説の話は 以前にも話したので記憶にあると思います。 人間は生まれてから七年の周期で 新しいステージになかば強制的に移動する。 変態というようなもので お馴染みのあの変態ではなく 生物学的変態でいうとこ…

チューチュータコ

先週末は超ハードでした。 三年間通信教育を受講していたのですが その卒業試験だったんだよね。 昨日は6教科の筆記試験と 実技が2教科。 若い頃と比べて覚えが悪くて 鼻から耳からヘソからケツから 覚えてもみーんな忘れていく。 垂れ流し コラーゲンのよ…

びいびりばぶりゅぶーう

許さざる社会(2) 学ぶということは 本来は楽しいものだった。(過去形) 人間の不安が安心にかわる わからないことがわかるということは わからない不安から解放されることで うきうきしてくる。 と、っつころが いつしか学ぶことが権利取りの手段になった。…

許さざる社会

バックボーンフリー(7) 昨夜のNHKの教育テレビで 発達障害の(影響)二次障害について やっていたので20分ほど観ました。 このアスペルガーというもの ずーっと不思議に感じていたのですが その原因についての解説で ようやく合点がいきました。 要は、…

年寄りのアイスコーヒー

バックボーンフリー(6) 精神的なものを重要視することを 変に思われるかもしれませんが (古臭いとか) これはとても重要なことで いまの日本はこれが希薄だから この有様なのだ。 第一世界大戦の後ぐらいの 20世紀初頭、科学の発展にとても重要な ヒント…

観念論情緒論に背を向けて

バックボーンフリー(5) 昨日、山陰の全国行脚から帰還した 古市さんから電話があって へこんでおりました。 今回、見捨てられ朽ち果てた村落で たった一軒その地を死守している お宅を訪問して一泊されたようですが なんとも現実の厳しさを痛感されたよう…

トトロの科学

バックボーンフリー(4) 子供の教育で 自然学習とか、そこからの 体験学習というものが とても効果的なのだといわれます。 その具体的な効果以前に 聴診器を耳にして大樹の鼓動を聴き取ろうとする 子供たちの真剣な表情。 「木が水を吸いある音がする・・・…

ルネッサンスのようなもの

バックボーンフリー(3) 政教分離に引っかからないで 日本人の精神的支柱、バックボーン スピリットになりえるもの 結論から先にいうと、それは「自然」だ。 自然崇拝、共存、共生。 誰彼に上から目線でうるさくいわれなくとも こういうセンスが日本人は備…

武士道じゃだめよ

バックボーンフリー(2) なんで、武士道じゃだめなの? まあ、ひとつは それは人間が拵えたものであって 実体が曖昧なものだから、かな。 よく武士道復活を叫ぶ人もいるけれど あれは時代劇とかのイメージからで 本来の武士道ってなにかとなると 非常に怪し…

バックボーンフリー

カリフォルニアのスタンフォード大学は 西のハーバードといわれる名門校だ。 この大学から多くの逸材が輩出されている。 そのキャンバスの敷地面積も全米屈指で 993万坪といえば東京競馬場が 約40個分すっぽり入る計算になる。 中山競馬場だったら50個は入る…

クチの軽い男

嘘と思い込みとプロセス(7) 昨日、謎のメールが届いた。 「16時北千住西口マックの前」 無視してもよかったのですが 文末にあったハートマークについつい ふらふらと どんな小悪魔が降臨してくれるのかと 期待に胸躍らせて待つこと5分・・・ 向こうから目つ…

要がせまる幸せの○活

嘘と思い込みとプロセス(6) アレックスが宗教について語っていた。 宗教と信仰 そこに教団が介在する (しょうがないんだろうけれど) ところに厄介が生じるものです。 これは組織論の是々非々と同じで 組織は必要なのだけれど それが故に様々な問題が生じる…

テロルとエロスの誘い

嘘と思い込みとプロセス(5) 一昨日、世界まるみえだったかと思います。 そのなかで パキスタンの学校を紹介していた。 ここはタリバンから テロ戦士に仕立てられた少年の洗脳を 解く教育施設。 「テロを実行すれば天国にいける」 これを信じて、自爆テロを起…

タンゴのセックス

嘘と思い込みとプロセス(4) 五月五日は端午の節句でしたが 一昨日、幸子の電話によりますと うちの母親は先月はそれで 盛り上がっていたそうです。 「ダンゴの節句ダンゴの節句ダンゴの節句・・・」 どうも端午と団子をごっちゃにしてるようで まあチマキも…

枕草子を科学する

嘘と思い込みとプロセス(3) 日本は文系社会であると とある理系の東大教授が嘆いていた。 文系・・・? いわゆる法学部のことをいってるんですね。 もっといえば法規に精通した事務屋だ。 理系は結局は キツイ・キタナイ・キケンの3Kなんだと。 理系出身の…

女の涙と教師の言い訳

嘘と思い込みとプロセス(2) よくテレビとかドラマとかで 教育熱心な熱血先生がなにかやろうとすると 教頭とか学年主任とか口うるさい先輩教師が 「学習指導要領」を持ち出して それに沿ったとか そこから外れない、逸脱しない なんていって水をさしたり、注…

嘘と思い込みとプロセス

日本の学生の学力低下が 問題になっています。 嘘です。 昔の人 今の大人達 「私たちの頃はもっと!」というけれど 昔も今も 全体レベルはそうかわらない。 それは単なる思い込み。 江戸時代からいう 「最近の若い連中は」のアレ、アレです。 古いテストを倉…