あかんたれブルース

継続はチカラかな

2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

可笑しな握り寿司

知性の行方(5) 尿道を詰まらせたJJ.が 巨乳の夢を見ている時 ルイの婆は 朝の牛丼屋でレジの合計が合うのを待っている 入浴中のうり坊がほくそ笑みながら 銭勘定をするとき ロマン少年馬太郎は頭皮を痛める朝陽にガンを飛ばす この地球では いつもどこかで…

愛のディープ・スロート西へ

知性の行方(3) 俺のポケットには昨日サイゼリアでガメてきた 赤と白のマーブル模様のストローが隠されている。 それを握り締めて地下鉄に乗った。 JJ.まってろよ。 奴は尿管結石で苦しんでいるんだ。 あの痛みは経験したものじゃないとわからい。 うんうん…

腐ったコーヒールンバ

知性の行方(2) ファミレスのドリンクバーから アイスコーヒーをもってきて飲んだよ~ん 「んん、すっぱい!」 なんだこれ? 不味いコーヒーだなあ 腐ってる? ええええっ(汗) イタリアンコーヒーって書いてたっけかね ずいぶん酸味の強いコーヒーだねえ…

魔法使いの魔法の正体

知性の行方(序) 日本人の知性の向上を幕末、日清戦争前後、 そして現代としました。 とは別に、現代日本人の変容をわたしは大阪万博として 過去何回か記事にしてきた。 『コクリコ坂から』の制作発表で宮崎駿はそれを 東京オリンピックとする。 どっちが正…

出前一丁かおり丼

知性と意地悪(6) 暮れの28日の午後1時過ぎ、つい今しがたの話 昼飯食って寝転んで本読んでいたらケータイが鳴った。 誰だろう? あれ珍しいかおりくんじゃないか。 「おおどうした、なにかあったか?」 「馬ちゃん今ええ?」 かおりくんが息せき切っている…

コロンブスの玉子丼

知性と意地悪(5) 昨日は神田のロイヤルホストで激論になった(汗) テーマは組織論についてだった。 組織の必要性を訴える意見に対して その効率効果に対する弊害を訴える。 わたしはどちらの意見にもそれぞれの理があると思う。 しかしだな、と 私達は民…

カツ丼はまだか

こちら警視庁馬喰横山署捜査六でなし課 馬太郎です。 疑う知性を信奉するあまり、 なんでもかんでも裏をかんぐって疑うきっかけを作った 重要参考人として松本清張を全国に指名手配しました。 当局では活字離れの張本人疑惑も立件中です。 疑う知性の問題点…

正攻法のおんなの色気

知性と意地悪(2) >正攻法の意地悪なおんな と記して、それに色気があるとしました。 なんで色気を感じるのか? もしかしてMっ気でもあるの? ひとつは、母性の匂いなのかもしれません。 意地悪が女性の専売特許と表現しましたが 男も女も、すべて女であ…

知性と意地悪

知性を忌み嫌うひとつの理由に それを売り物にする人たちの甘さというか深みのなさに 理由があるのではないだろうか。 鼻持ちならないヤナ感じがあるのかもね 決して知識は邪魔にはならないものだけど それをひけらかしたり、相手を面罵する道具にするのをみ…

坂の上のメッセージに耳をすませば

ドラマ『坂の上の雲』第三部によせて(7) 遂に、完結しましたね。 日本海海戦はきっちり30分で完了。 実際、この史上稀にみる大海戦は30分で大勢を決した。 スタッフのこだわりがうかがえます。 が、バルチック艦隊の旗艦「スワロフ」が操舵不能となって 艦…

聖夜の愛の言伝

イブの夜 小美久に電話した。 正確にはもうイブじゃない。 時計は十二時をまわっている。 タダイマデンワニデルコトガデルコトガデキマセンピーッ・・・ すこしためらったけれど その発信音の後に思いを伝えようと決めて 深く息を吸った。 ぴーぃいいいいい…

ふたりで紡ぐメリーライフ

寒いですねえ・・・ でも北の方、日本海側の方、山沿いの方は もっと寒いんでしょうねえ ルイちゃんも寒い エアコンもストーブもない山の中 あるのはコタツだけ それと娘の熊子だけ 熊子は暖ったかい、人間カイロのようです。 だいたい11月下旬から3月中旬以…

スイートなわたし

甘さ、について記事にしましたが みんなは今年のクリスマスケーキーは 白ですかチョコですか栗ですか それとチーズでしょうか? うちはアイスクリームケーキにするはずでしたが お腹が冷えて下痢するかもしれないので 急遽、チーズに変更しましたが、なにか…

シャンメリーで酔って候

クリスマスイブイブの祭日23日天皇誕生日ですねえ 日曜日は有馬記念かあ 今年もいよいよ暮れますねえ みなさんにとって今年はどんな一年でしたか? 東北大震災と原発事故。これは誰しも大きな出来事でした。 先日の金正日の死去も大きな事件でしたね。 オリ…

あなたなあ~らどうすぅるぅ~♪

一方で私達は知性を恐れている。 旧約聖書でアダムとイブは知恵(知性)の木の実を食べて 神の怒りにふれてエデンの園、楽園から追放された。 その木の実は「善悪の知識の実」ともいい。 それを食べるようにたぶらかしたのは蛇に変装した悪魔だ。 しかしなん…

あ~なたの過去など知りいたくな~いの♪

今月6日から「暴力」について考えております。 そのシリーズ3は知性の暴力だっ。 私達は知性を求めるものと それを忌み嫌う恐れるものとにわかれる。 それもあって、知性に暴力の臭いがプンプンだ。 ひとつには「暴力」には「暴く力」と解することもあるで…

老けない禿げない太らない

うり坊が駄々をこねます。 本が嫌い。文字の羅列で目が回る嘔吐する下痢がとまらない。 しんどくなって寝込んで、またトイレでゲロゲロピーピー だから本は嫌い、読まない! 同じ症状をJJ.も訴えていた。 よし姉さんは長く本から遠ざかってもうすっかり その…

展開の速さも良し悪し

ドラマ『坂の上の雲』第三部によせて(6) NHKの朝の連続テレビ小説『カーネーション』の 展開が速い速い(汗) 縁談があったかと思えばもう結婚、翌日は出産。 お父ちゃんが危篤の電報からもう葬式でした(涙) 演出は深作欣二かと疑うほどスピーディーです…

それじゃ解決しないのよ~ん

続・暴力を考える(我慢・6) 昨夜、『妖怪人間ベム』をお煎餅かじりながら 観てて唸った。毎度のことながらよく出来ている。 人間のなかの善悪の資質についてのアプローチ 哲学的だよね。 その悪の部分を、ここでいう「暴力」とか 昨日の「サディズム」と重…

冷たいノーマルと素敵な変態

続・暴力を考える(我慢・5)SM余談 M教師ってタイトルで期待したのにと JJ.から案の定クレームを受けました(汗) 昨日17時27分の話です(涙) そんなわけで仕方ない 暴力について考えるうえでのSとMの話をします。 サディストの「S」とマゾヒストの…

M教師ってなに?

続・暴力を考える(我慢・5) 先日、教育関係者の会合に参加しました。 飲み会ですけどね(汗) そのなかで「M教師」という言葉が飛び交っていた。 「なんですか? そのM教師って」 このMとは「問題」の頭文字「も」の「M」だそうです。 教育現場ではこ…

弱者の逆襲

続・暴力を考える(我慢・4) かと思えば、 いま職場では下手に叱れないそうです。 若い社員を注意したり叱責すると 傷ついてしまって もろく砕け散って出社しなくなり、 医師からの診断書を提出されて長期休暇にはいるので 会社側は戦々恐々のピリピリさん…

釘刺しだらけの匍匐前進

続・暴力を考える(我慢・3) 我慢に話を戻して、 昨夜、「やさしさの虐待(暴力・いじめ)」という 記事をアップしましたが、これを親子関係から 男女間、夫婦の問題に置き換えてみたいと。 人間関係には不幸な相互関係があります。 よく、フィクション(ド…

やさしさの虐待

続・暴力を考える(ちょと話が変わるけど) こんな連載のなかでタイムリーというかなんというか 今夜のNHKのクローズアップ現代で 「やさしさの虐待」とかをやっていました。 「やさしい虐待」だったかもしれませんが 意味が誤解されるかもしれないので ここ…

ガマンの限界にある危険

続・暴力を考える(我慢・2) 我慢を否定するわけではないのですよ。 念のために、あえて釘をさしておきますが。 たとえば、その我慢の結果の暴力は 結局は暴力を行使する大義名分になっていないか。 たとえば、水戸黄門もそうだ。 最初から身分を明かせば、…

『坂の上の雲』と『人間の条件』の違い

暴力を考える(リターン) なんで、『坂の上の雲』が面白いか、と考えるに 理不尽な旅順攻略の第三軍指揮官たちに対する 児玉源太郎のキツイ一発があるからだと思う。 読者は「そうだそうだ!」と胸がスーッとするわけだ。 よく言ってくれた、よくやった、児…

坂の上のオレオレウラウラ詐欺

ドラマ『坂の上の雲』第三部によせて(5) 二〇三高地が陥落しても旅順攻略は終わらない。 明治37年12月18日から31日まで さらなる猛攻を加えます。それが、 年明けの1月1日、元旦正月 あけまでおめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 旅…

児玉大好き!

ドラマ『坂の上の雲』第三部によせて(4) 二〇三高地が堕ちましてね。 「そこから旅順は見えるか」 「見えます。モロです丸見え!」 感動するよ。 読者はそこまでの理不尽の憤りが最高潮にあって 児玉の登場で溜飲をさげる。 伊地知もとんだヒールを与えら…

夏美、無理すんなよ

この間、記事にした 「もうすぐ女子大生」には 姉がいるようで 「もうすぐOL、女子大生」というようです。 就活も大変だろうに、 でももうすぐOLっていってるから内定とれたのかな。 よかったね、おめでとう。 この姉妹、台東区の長屋に住んでいる。 幼…

陛下の赤子というならば

ドラマ『坂の上の雲』第三部によせて(4) 夕方、太平洋戦争での駆逐艦隊のドキュメンタリーを観てまして なんともやるせない思いに駆られた。 海軍が要請して派遣したガダルカナルの陸軍師団 補給がうまくいかずに、退却を余儀なくされる それなのに 海軍の…