迷ったら翔ぶが如し
うすぼんやりテレビを眺めていると懐かしい曲がきこえてきました。
CMのBGM・・・
もし俺がヒーローだったら
悲しみを近づけやしないのに・・・
中村あゆみの『翼の折れたエンジェル』だ。
懐かしいねえ。
ボロボロになっているエンジェル。
その翼も跡形もなくなっているけれど、抱きしめたい。
翔べないエンジェル
しくじったエンジェル
嘆き悲しむエンジェル
あいつも あたしも 翼の折れたエンジェル
みんな 翔べないエンジェル
http://jp.youtube.com/watch?v=DTNY5PQjPr4&feature=
先を急ごう。
陰陽学「易経」の話四十八番勝負だ。
他力でもない、宗教哲学心理療法でもない。突き詰めたらこれしかないのだ。
立命といって、その文字ヅラに恐れおののく必要はない。
一人一人がヒーローになれるさ。
英雄を将軍や宰相と位置付けることはありません。
自分のことを少し横に置いて、誰かのためになりたい。
人間にはそんな本能があります。健全な欲望。
大きな欲。それを否定しちゃいけない。
先日、こんなことを聞かれました。59歳のいい歳をした社長。
「馬太郎さん、自分は営業マンとして、お客さんの所に通うのに
今日はいい日かな?門前払いとか邪険にされないだろうか?
それが心配でね。どうか易経でそれが占える仕組みをつくってください」
易は占いじゃない。そう言ってるのに(怒)、分からん親爺だね(涙)。
しかし、60近くで営業畑を歩いてきた人でも、こんな風に考えるんだね。
まあ、性格にもよるけれど。
やっぱり志ってものは必要です。キレイごとじゃなくて。
それは自分のためじゃないほうがいい。
それを心理療法では「犠牲的」とかして批判するむきもあるけれど、
個人主義の限界がそこにある。
それが苦でなく嬉しく楽しく感じられるものがある。必ずあるものです。
そういうものであれば、恥ずかしくはない。
なんでもできるものです。
大切な人のためでいいんじゃない。
もし俺がヒーローだったら
悲しみを近づけやしないのに・・・
ヒーローになろうぜ。
陰陽四十八手(23)村田、五社、野茂、銀河、鈴木、佐藤、高橋、田中、山田、渡辺、斉藤、みな英雄!