あかんたれブルース

継続はチカラかな

適の顔と時代



お昼のBSシネマで『鉄道員』をやっていた。
主演のピエトロ・ジェルミは劇中で
50歳という設定でした。

これで50歳かあ・・・老けてるなあ
気になってちょっと調べてみると
この作品は1956年のイタリア映画
ジェルミは1914年生まれ
・・・・・・・・・・・・・・
(-)すれば45歳じゃないか!

なんつうか渋いというか
昔の人って老けてるよねえ(汗)
というか今のわたしたちが幼すぎなのか?

と、いつまでも若いつもりでいますが
50を過ぎてどっときました(涙)。
みんなも45過ぎて50を過ぎればわかるよ。

この間、92歳で亡くなった森光子は
高齢になっても綺麗でしたねえ。
美人女優というわけでもなく
若い頃の写真をみてもさほどでもなかった。
彼女が脚光を浴びたのは40を過ぎてからだという

人間は若さ云々関係なく
その人生で一番美しい時代があると思う。
また、なかにはその時代時代をそれなりに
美しく輝く人もいる。
時間軸的に長短のスパーンもあるみたい。

NHK大河ドラマ平清盛』の
松山ケンイチは若かりし清盛から
晩年の清盛を好演しています。
昨日の清盛は死ぬ間際近い老人で
細かい老人斑でメイクしてリアリティーがあった。
対して、その子供達がみんなお子様顔で
ヒゲはつけてもお雛様状態(笑)。
このギャップはまた問題だよなあと思った。

イケメンイケメンと騒ぐけど
子供っぽい顔の男っていうのも、なんかねえ(汗)
いや別に嫉妬してるわけじゃないよ。
男の顔は履歴書という。

では女の顔は?
イルカみたいに幼顔から一気に婆ちゃん
というのもあるし
研ナオコみたいにまったく一定というのもある。
吉永小百合や十朱幸代みたいな化け物もいる(汗)

さて、あなたの顔はいったいいくつが
一番「適」だったのかなあ?