あかんたれブルース

継続はチカラかな

オカルト的な歴史と現実と恐い話

 私には霊的な能力は多分ないのだと思います。
 しかし、これまでの半生を通じてオカルトチックなものや現実的なもので
 不思議な体験をしたことは結構あります。
 先日も、またもや遭遇して頭を抱えているところです。

 当ブログで占いや新興宗教の殺し文句「祖先の霊」云々には気を付けろと警告しました。
 ネズミ講と同様にいつの時代でも「騙される人」は後を絶ちません。
 笑うセールスマンではありませんが、心の隙間に蔓延る邪悪なものは確実に存在します。
 「電波系」の記事もその思いからお伝えしたものです。
 確かに現在の日本社会は病んでいます。だからといって、簡単にその世界に奔るのは、
 現実逃避であり、お手軽で、ムシのいい話だと私は考えます。

 アルファさんのブログで「夏の夜の恐い話」が掲載されました。
 お盆の風物詩として「あなたの知らない世界」の体裁で不思議な話を綴ってみたいと思います。

 できれば、そこで、まやかしや本質を考察できるとよいと思うところです。

 その前に、私が無宗教論者で宗教というもの嫌う者だといことを御理解ください。
 日本と日本人は自然崇拝と八百万の神を受け入れる世界でも希な寛容性豊かな民族です。
 信仰というものには深く傾斜しますが、人間の手が入った宗教には懐疑が先にたちます。
 これが私のスタンスです。ついでに右翼でも左翼でもありませんからね。

 みなさんは無宗教国家といわれる日本に神道つまり神社ってどれほどの数があると思いますか?

 神社本庁の公認のもので約八万とされているそうです。
 すごい数ですね。この頂点に伊勢神宮が位置するピラミッドを形成している。

 クイズなら「あれ?出雲大社じゃないんだ」と罠にかかるかもしれませんね。
 あそこは八百万の旧神々を収納したというか封印したというか怒りを恐れて建立した
 ような位置付けであり、それでも彼らは自由に日本全国に分布されていて
 毎年10月の神無月のときだけ出雲に集結する。いわば、居住指定を受ける保護観察の
 仮出所者や執行猶予を喰らっている神々とお考えください。
 天皇家三種の神器はこの伊勢神宮熱田神宮と皇室に個別に納められているそうです。
 因みに
 八咫鏡(やたのかがみ)は伊勢神宮に、
 天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)は熱田神宮に神体として奉斎され、
 八尺瓊勾玉(やさかのまがたま)は皇居に安置されているそうです。

 明治の大日本帝国憲法制定の朝に暗殺された森有成(文部大臣)は伊勢神宮でこの鏡を
 確認した云々で不貞とされたのが凶行の原因とされております。

 この八万の神社の他に独立神社系が約一千社。
 金光教天理教大本教などがあります。

 神社とは別にお墓の檀家を抱える仏教系のお寺さんやキリスト教教会などを併せると
 大層な数だと思いませんか。
 当然、政治の場(選挙)の組織票になり、
 その存在が政治団体になっている場合もあることはみなさん御存知だと思います。
 再度の注釈として、
 私はこの全てを否定するものでは決してありません。では、続く。