春になって、東京は天候不良です。
そのせいか、野菜が高いのだとか。
先日、妻が近くのスーパーでキャベツの特売を目撃。
一個100円で凄い人集り。あまりの混雑に、午後からでいいでしょう。とその場を立ち去った。
キャベツはダンボール箱に山積みされていたそうです。
その日の午後、
彼女はそのスーパーのキャベツ売り場を再度訪ねます。
誰もいない。シメシメとほくそ笑んで近づくと一枚の張り紙。
キャベツは一部商品として販売できないイタミがあったために急遽取引中止とのこと。
立ち尽くす彼女の前にキャベツの詰まったダンボールがうず高く積まれていたそうです。
この大量のキャベツたち、これからどうなるのかしら?
多分、廃棄処分になるんでしょうね。
それにも経費がかかるでしょうに。
誰かが格安特売キャベツに対して「傷んでる」とクレームを唱えたのでしょう。
それはそれとして、
もし、私が店長若しくは売り場担当者なら、
一個100円のキャベツ、傷みがあるにつき、50円で販売します。とか、考えてしまうんだけどな。
で、30円に下げて、最後はタダにしますかね。
そのほうが消費者還元、お客さま感謝デイ、客寄せにもなると思うのですが。
食料不足の危機が囁かれています。
食料を海外からの依存に頼る日本は「規格」が厳しくて、輸入国から嫌がられているそうです。
「食の安全」ということからすれば、間違いではありません。
けれども、その規格は「安全」だけではなく「仕様」にも厳しい。
肉の形態や分量など。見た目や形式です。
これはファミリーレストランなどの外食産業が時間コスト削減のための重要なプロセスだとか。
まさに、時は金なり。
けれども、私は、
少し痛んだキャベツを値引きして売ったほうが人間の血が通っているように感じます。
商店街の八百屋さんなら、そうしたでしょうね。
これってシステム?マニュアル?危機管理?
あのキャベツのダンボール軍団のその後が気がかりです。
http://www.o-e-c.net/syokuzai/kyabetu.htm