あかんたれブルース

継続はチカラかな

スピリチュアルブームのなかで前世占い師の真贋

 スピリチュアルブームで
 江原啓之美輪明宏が注目をあつめていますね。

 江原さんの前世理論は、なるほどなあ。と関心はしますが若干疑問を感じる部分もあります。

 美輪明宏はそれ以前から、
 丸山明宏と名乗っていた頃から不思議な体験談を語っていました。

 彼が語った死んだ息子の思いを人形に託して育てる老夫婦の話。
 それと同様に等身大の人形を抱えて歩く老紳士を
 渋谷の東横のれん街のバス停乗り場で実際に目撃したときは吃驚しました。

 美輪さんに何かしかの能力があるのも理解できる。

 ただ、彼が自分の前世を「天草四郎」だって言いだしてから、あれ?って。
 少し引きました。又聞きなので、あれですが、ホントに言ったの?

 横尾忠則って人は超スーパークリエイターです。私たちの業界ではカリスマ。
 彼には霊的才能もあるようでそっちの業界でも有名みたいですね。
 色々な活動もなさっているようです。(最近はバカにされてるようですが)

 以前、その著書を読みました。
 横尾さんが信頼する能力者たちとの対談形式です。

 その中のひとりのオッチャンが自分の前世を
 「三国志」時代の公孫攅だと公言なされた。これで私は引きました。

 公孫攅は「三国志演義)」の初期に活躍する登場人物です。
 劉備のお友だちとして、「わりといい人」として出演します。

 これが同じ三国志でも同じ公孫姓でも公孫修とか公孫度、淵、康、晃、越
 なら少しは信じた鴨ね。

 公孫攅なら、凄く手頃で居心地がいい存在です。
 吉川本でもマンガでも「三国志」を少しかじった方なら分かるとおもいます。
 このニュアンス。

 ましてや、「三国志」の「正史」に精通する
 こういちさんなら「なにを寝とぼけたことを宣うか」になるかもね。です。でしょ。

 美輪さんの「天草四郎」にしてもどこか願望の臭いがする。

 これじゃ、言ったものが勝ち。

 じゃあ、はやく宣言しとかないと、前世の椅子とりゲームだよ。

 私はジェームズ・ディーンです。チャーリー改めジミー・馬太郎ね。
 ああ、でも少し欲張りかな。弱気な馬太郎。
 赤城圭一郎にしとこうか。でもみんな知らないしなあ。
 明治で田中顕義ってとこで、どうでしょう。プチ有名だし信頼度もあるでしょ。
 決して西郷隆盛とは言わない、言えない、良識とバランス感覚。となるんでしょうかね。
 
 先日、お邪魔した前世占いの方は
 これまでに、沢山の前世占いを自腹でリサーチしてみたそうです。
 結構な金額で。一財産あるとか。ユニークな人です。関心しました。

 で、その結果、本物は5%とか2%のごく一握り。

 その結果をどうこうとは私は思いません。
 中にはゼロだという人もいるでしょう。
 そういう人は本当は自分でリサーチすればいいんです。
 私は前世とか割りと理解ある方なので、この結果をまず認めたい。

 本物はごく一握りと、非常に少ない。


つづく