あかんたれブルース

継続はチカラかな

戦い終わり思うこと

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 今日は東京武道館でジュニアスポーツ大会という剣道の大会でした。

 Kちゃんたちの4年生組は銅3個と銀1個でみんなメダルがもらえました。

 前回、ようやく長いトンネルを脱出した兆しのみえたKちゃんも
 3位と善戦して銅メダルです。ホントは金がよかったけど、いい試合だったので満足です。
 次ぎにつなげられると思います。

 競技には勝ち負けがあります。
 結果は大事です。
 けれども、まだ小学4年生。
 本当の勝負は中学、高校と先は長い。

 以前、勝ち負けにこだわる母親の叱咤激励ですっかり萎縮してしまった我が子。

 私はなんとか立ち直らせようと努めましたが二年かかりました。

 彼にとっては理不尽だったでしょうが、父親はそんな彼を激しく叱り飛ばした。

 守りに奔るその姿勢が気に入らないと。

 勝ち負けにこだわらずに、怖がらずに、前に出ろ。

 いい試合をしろ。

 なかなか難しいと思います。


 今日はいい笑顔でしたね。最後は負けたけど、いい試合でした。

 勝った子は優勝して、決勝トーナメントに出場してました。
 そこで、惜しくも破れた。(できればこの子に総合優勝して欲しかったので残念)
 試合終了が彼の嗚咽が二階席まで聞こえてきます。悔しかったんでしょうね。
 たくさんの参加者で一位の座を獲るのは一人だけ。そこにたくさんの涙があります。

 解散前に集合して剣友会の先生の締めの言葉。

   一位には価値があるんだ。二位、三位でも負けは負け。
   負けには負けの理由がある。
   強い相手に当たったとかそんな言い訳など無意味である。
   そして、今日これから次の試合へのスタートが切られた。
   努力しないものに勝者の資格はない。


 いま、社会は疲弊して、競争とか勝者という言葉を拒絶します。
 こういう体育会系の言葉に嫌悪する傾向も強いようです。
 言葉尻を捉えて、ああだこうだ言うよりも
 健気に頑張っている子供たちの姿に誠がある。と私は感じます。
 
 人それぞれと言えば、物分かりよく、聞こえも良いのでしょうが、
 それだとなんだか空しい気もしてしまう。
 昨今の甘ったるい大人の御都合主義とは別な話として、
 我が家の子育て日記に記載したいと思うところです。

 戦い終わり、帰りの道で、我 思う。でした。