髪を染めました。ブリーチ
金色です。いわゆるブロンド。亜麻色じゃない、山吹色。
さよならジャパニーズです。フランス人になりました。コマンタレブー!
ホントは髪を伸ばしてパーマかけてダークブラウンにしたかった。
イタリア人になって、ルビコン河を渡って、トッポジージョ!
家族が反対します。
色々話し合って、ショートカットのフランス人なら許すと。
仕方がない。ジャンでいいかと一昨日床屋の門を叩く。たのもう!
「本日はどのようになさいますか?」
「染めて。金色に。私をめちゃくちゃにして。今日はそんな気分なの」
床屋の若い店員は多分確認恐怖症なんでしょうね。見本を合計3回出して、
中間のカラーの存在を諭すのだが、そんな中途半端なことが出来るか!
「それじゃ、単なる白髪染めじゃないか。そんな中年は五万といる。
俺は研ぎ澄まされた危険なナイフのような男になりたいんだ!」
「で、どのような。。。」
「う~ん、ハーディー・クリューガーかな」
「・・・」
「所ジョージでいいよ」
「はい」
「あっ、おい。小朝にするなよ!」
意外と簡単に作業は終了。
鏡の前にはパンクバイシュクル。
・ ・・。
・ ・・。 (これは店員)
おでこから上はいいけど、おでこから下は変わってないなあ。ギャップ
「なんか、髪の毛が金でヒゲが黒いいんじゃ変かな?」
「ヒゲも染めますか(汗)? そうすると眉毛も染めないと。。。」
「眉毛も? じゃあ」
「あっ、眉毛も染めちゃうと、遠目から眉毛ないみたい見えますよ。恐いです!」
恐い? それじゃあ不味いなあ。意図はそこにはないんだから(汗)。
まっ、いいか100歩譲って、母親は日本人だったっていうことにしよう。
青春時代はアイの子って虐められたっていうのも翳りがあっていいよね。(いつの時代だ)
そして家路につくジャン。
道行く人たちが避けて通ります。
♪ 海が割れるのよ 道が出来るのよ~お (天童よしみ)
は~はあ、みんな俺のことフランス人だと思ってるな。
話しかけられると思って困るって。ウッシッシ。コマンタレブー!
帰宅。
妻。「がははは」
Kちゃん学校から帰宅。
「なにそれ! こんなのパパじゃない。えーん(泣)」
け、Kちゃん、待て、話せばわかる。
Kちゃんはそのまま遊びに行っちゃた。ジャーン