あかんたれブルース

継続はチカラかな

天才の思惑




 マグロの話、原油高の話。に続いております。

 無尽蔵ではない「資源」に対して、
 分かっちゃいるけど、分かっていないのが私たちの実態です。

 環境問題についても、その場限りですからねえ。

 「 は〜い、馬ちゃんヾ(〃゚ー゚〃)ノ
   地球や日本はどうなるのでしょうかねえ・・ε=(。・`ω´・。)
   貧乏人は麦を食えってか・・(ノ´∀`)ノ
   麦は高いし・・いい知恵を・・。(* ̄^ ̄*)(*_ _*)ウンウン  」


 米喰えよ!


 で、この原油高というか、原料高、食料資源の争奪戦。
 これって、太平洋戦争突入のプロセスに酷似しています。

 早い話が「石油がピンチ」ってことで勃発したようなものです。

 昨日、内緒さんから面白いコメントをもらいました。

 「 油が欲しくて、戦争やって負けて、今でも油で困ってるこの国。
   戦争初めて直ぐに、アルコール燃料の研究を直ぐに初め、
   その原料として甘藷を全国で栽培したそうです。ですが、実際は、
   松根油に代わってしまい、その甘藷が戦争末期の日本の食卓を支えたんですね〜。
   その研究をした方が、『なぜ?政府は石油に変わる燃料の研究をせんのか!』
   って約30年前、戦記に語っておりました。 」


 石油に変わる燃料。現在ならばトウモロコシとかサトウキビとか
 植物からエタノールを搾り出すクリーンなエコエネルギーを思い浮かべます。

 甘藷(かんしょ)とはサツマイモのことです。

 戦前から模索していたんですよね。で、実際に研究もされていた。わけだ。


 天才か狂人かはたまた良識派か? 
 石原莞爾という軍人がおりました。

 超エリートで参謀本部第一部(作戦部)の部長を務めた人物。
 満州事変の首謀者ですが、日中戦争には反対でした。
 東条英機と対立して予備役に編入されてしまいますが、
 「最終戦争論」という独自の戦略論をもっておりまして、
 その根底に日蓮宗と仏教的予言が影響していたようです。
 物騒ですね。宗教って恐いんです。仏教でも(汗)

 彼の最終戦争とは東洋(文化)と西洋(文化)の大決戦。
 その代表選手を日本と米国と睨んでいた。

 その石原莞爾が注目していたのが、エネルギー(資源)と食料でした。
 原子力エネルギーとか。
 実際、満州吉林に陸軍技術研究所がありました。

 石油に変わるエネルギー。食料の充実。

 歴史は時間を経過しても、なんらそのテーマは変わっていない。

 どうする?