あかんたれブルース

継続はチカラかな

ざっくん『坂の上の雲』読破記念に萌え嗚咽

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 ということで、ざっくんが『坂の上の雲』全8巻を読み終えたそうです。

 感想は「明治の日本人の格好良さが身に沁みますね。。」

 そうだろう。カッコイーよね!

 児玉もカッコイー。西郷も権兵衛もカッコー。でも

 秋山好古ってやっぱり、カッコー!

 上の写真が退役直前の好古のスナップ。いい写真でしょ。
 この後、故郷松山に帰って学校の校長先生になります。
 自分の子供を決して軍人にはしなかった。

 陸軍大学の同期生だった上原勇作(第四軍参謀長で加山雄三の曾祖父さん)をして、
 「古武士の風格を持つ」と言わしめました。
 ああいう人間はこの後に種切れになると言った。古武士は秋山でお仕舞い。

 馬太郎はさらに付け加えたい。
 「秋山好古ほど『葉隠』を体現した者はいなかった!」

 秋山好古とはそういう軍人であり、人間です。

 さて、古武士。さて、武士道とは何か?
 武士の魂とは何か? 喰わねどの、見栄の高楊枝か?
 なに? 武士の魂は刀だと?

 フンだ(嗤)。
 
 秋山好古は実戦でも軍刀を用いず、指揮刀という模造の竹光をさげていた。
 
 日溜まりの演習で居眠りをしているような秋山好古の写真を再度見よ。
 彼が手にしている白いもの。。。

 これが、あの指揮刀だ!

 これを持って、世界最強のロシア・コサック騎兵と戦った。

 銃弾が飛び交う戦場で
 沢庵の尻尾を肴に安い中国酒を天高く掲げて飲み干す。

 日本陸軍最大のピンチ、黒溝台の戦いを堪え忍んだ。

 嗚呼、超カッコイー秋山好古。萌え〜おえ〜ッ!


 俺の好古をそんな武士道なんかで括らないでおくれ(涙)。

 そうだよね、ざっくん(笑)。