戦争と平和(4)
エコさんに薦められて『CHANGE』を昨夜はじめて観ました。
ノンちゃん(妻の仲間の恐い怪物)から話には聞いていたんですけどね(汗)。
面白かったです。「のだめ」以来、久々にドラマを観ちゃうかなあ。
既に第6話っていうのが残念。
しっかし、昨夜は利権に絡んで協力を渋る閣僚を罷免して、
なんだったらすべてを兼任すると大見得をきったキムタク。
よっ、大統領! 違った(汗)、総理大臣でした。
それじゃ、独裁じゃないか! なんて言わないの。
ドラマじゃないか。それにそうでもしないと今の政治は動きません。
因みに問題になったのは補正予算で、
小児科医を増やす予算を追加・修正するというものでした。
これが公共事業予算に影響して、「票」に結びつかないという理論から
与党側は大反対。野党も政局を睨んで協力なんてしません。
でもね、「票」につながらないという発想も問題ですね。
確かに公共事業も重要ですが、
戦後60年も経ったのです。「土建国家体質」からはやく脱却させないと。。。
その関係者だけが選挙のカギを握っているってえのも変な話です。
都市部の「浮動票」にもっと影響力があれば、違った政治になるのかも。
でもだいたいは「投票する相手がいない」っていう理由で、
棄権することが主張だ。っていう発想になってしまうんでしょうかね。
太平洋戦争に突入した頃までの日本は、土建国家ならぬ
軍需産業国家でした。
軍人もすっかり官僚になって、天下り先も確保されていたわけです。
重工業とか、戦争になれば製薬会社も儲かります。
アメリカなんかがそういった体質ですよね。困ったものです。
次はどこと戦争するつもりでしょう?
なんか地球環境問題がこれほど騒がれていることを考えれば、
相手は中国とかロシアとか北朝鮮とかじゃなくて、
環境問題自体じゃないかと思えて仕方がない。違うだろうか
昔の日独伊三国軍事同盟で、この敗者の三国がエコに関しては先進国だとか。
戦争に「技術」は大きなファクターですからね。
日本は「技術」の国です。
どうか、土建国家から早く環境技術大国になってほしいなあ。