検査と病院のトイレとスターバックス

おはようございます。

昨日は母親の大腸内視鏡の検査でずっと病院に付き添いでした。

検査自体は大したことなかったですけどね。それまでが。。。

前の日から食べてはいけない。
で、当日の朝から下剤をかけてお腹を空にする。
この下剤っていうのが大きな点滴袋みたいで、水で薄めて飲むのですが
凄い量です。

最初はスポーツドリンク？って感じですが、2杯まで。
後の8杯を飲み干すのがつらい。そして下痢る。

11時に病院に電話して便の状態を報告します。
まだ目標の5番じゃない。
4番手前です。座薬を使用するように指導されました。

私「座薬って使ったことある？」

母「ないよ」（ウソです。いや忘れているんだな後で妹に聞いた）

私「これを、こうして、そしたらこうして、グッとね。グッと」

母「それで？　それはどこに持ってくるの？」

私「腹の中に入れたものをまた出してどうするの！
　　そんなものを俺渡されても始末に困るよ。入れたままなの」

母「ああ、そう。不思議なことを言うなあ、と。思ったよ」


不思議なのはあなただよ。まったく・・・。
ここ一、二年のボケ具合はサブプライム問題のようです。
他人の年寄りだったら笑って聞き流すのですが、身内だと焦ります。
どうか、このままソフトランディングだといいのですが（涙）。


で、便も5番の状態になって、午後から病院へ。
妹が仕事を抜け出して車で迎えに来てくれます。2時前に到着。

この病院の建物の中には「スターバックス」があるんです。
前回はなかった。凄いね、最近は。写真撮ってくればよかったな。

検査の間、妹と雑談しながら待っていると、下剤と座薬の影響か？
服用したわけではないのに私もなにやらもよおしてきた（汗）。

トイレに向かいます。

いっけねえ、今日はサスペンダーだ。
インナーとシャツの間だから、シャツを脱がないとかしないといけない。
それもアレなので、前と後ろのストッパーを外す。面倒なことです。
滑稽だなあ。。。

便座に座り、この間の「後ろから？前から？」のことを考えていた。

ん、んん、人の気配。くせ者。隣に先客がいた。

不味い。

息を殺す。

隣人も気配を殺している。

まるで伊賀者と甲賀者の緊迫した沈黙の戦いだ。

・ ・・

やがて、隣からジャーって水を流す音。敵は立ち去っていった。

勝った。ホッ

さあ、心おきなく励めるぞ。

ん、んん、この便器・・・どこで水を流すのだろう？

勝手が違ってわからない。体をねじらせて探すけど見つけられない。
こういうのがはっきりしないと落ち着きませんよね。

私は体勢を入れ替えてしまった。

しろこちゃん、今日の私は『後ろから』です。
御報告までに。。。



夕方過ぎ、帰宅したらなんか疲れてなあ。
やっぱり外には七人の敵がいますね。
特に、馴れない場所のトイレは緊張します。

あっ、検査の結果は異常なし。綺麗なものでポリープもなし。
これで大腸ガンの手術はすべて完了したことになりました。
ホッとです。