あかんたれブルース

継続はチカラかな

マンネリマニュアル用語 対「新鮮み」

言葉について(2)



お盆だボン、という事で、妹と我が家は墓参りに行ってきました。

「そこに、私はいません。眠ってなんかいま、ま、せ、ん」

なんて、都合のいいときだけ歌って理屈をこねてはいけませんよ。

迎え火送り火、暇があったら墓参り。お彼岸だけじゃダメ。


さて、妹は昨日、職場から自宅に回って花屋に寄ったときから
ミニパトにマークされていました。

花屋の駐車場が入荷の商品を拡げていて入れられなかったので、
環七沿いの車道に寄せて、猛ダッシュでお供えの花を購入。
そすると婦人警官が待っていたそうです。

多分、北京オリンピックの柔道女子代表にこぼれて、
イライラしてなのでしょうね。
その矛先が妹に向けられた。キップは切られませんでしたが、
ネチネチとこの世の在り方を説かれたそうです。

さて、気を取り直して環七を北上する妹。

「あっ、ドラッグストアーだ。線香も買わない」

ところが、ここも駐車場に商品をひろげている。
薩摩人は臨機応変ですから寄せて止めて買って戻る。と、そこにまたあの婦警さん。

ツケられていたんだ(汗)。不覚

さあ、再び始まりました。
「あなたはねえ、」ついさっきのお説教に加えて、真実味のないその行動の原理。
そして、他人にイカに迷惑をかけているかを懇々と説教されます。

この時、妹は「すみません」という言葉に飽きてしまいました。
薩摩人は熱しやすく飽きっぽい。
で、はやく行かないとまた兄ちゃんにブーブー言われるので、

「ありがとうございます。」

と声にだしてみたい日本語を発した。

すると、この婦人警官の表情が一瞬、変わった。

強張った、北京への鬱屈が、まあ谷先輩も銅だったことだしと思ったかはしらないが、
ほんおり表情が軟らかくなったそうです。

これだ! と妹は悟ったそうです。

「有り難う御座います」を連発して、合間に「心配してくれて」で繋ぎます。


「気をつけて」

そんな言葉で背に受けて、発車オーライ〜!

「すみません」より「ありがとう」

パトカーに捕まったら、いや生活の中で、是非

お試し下さい。





使用上の注意はよく考えて。