ジェラシーの谷間
日本人の悪い特性に「嫉妬」というものがあります。
塾長、妃嬢。お待たせしました。ようやくたどり着いたぞ(汗)。
男と女、男と男、女と女。ケースバイケースですが、
民族としての、日本人としての、「嫉妬」からはじめます。
「そんなの日本人だけじゃないだろう」との意見も聞こえてきますが、
西洋では「嫉妬」を恥ずべき行為という認識があるそうです。
まあ本音のところはどうか知りませんけどね。一応、建前上はある。
日本にも一応はありますよね。これ西洋文化の影響かもしれません。
なんたって融合していますから(汗)。
村社会というのも影響しているかも。横並び意識とか。
普通、嫉妬っていうのは同じくらいの能力や資質、身分とかに働く感情。
そういう意味で、マッキャベリはそれを「超越する相手」には嫉妬は生まれない。
と言った。が、
日本人には通用しません。
それを嗅ぎとっているのがマスコミです。
宰相だろうが大臣だろうがタレントだろうがスポーツ選手だろうが
なんだろうが、嫉妬する。
こういうのも神経症につながっているようです。
テレビを通じて色々なものと比較します。
いいなあ、あんな家に住んで、いいなあ、あんなもの食べて、
いいなあ、凄い年俸・・・
隣の芝生が次元を越えていく。だから常に満足できない。
嫉妬します。
最初に二階にあげて梯子をはずして叩きます。二度叩くそうです。
(発言者は細木数子)
昔からですね。これは。瓦版から新聞に代わった頃から顕著です。
これもまた文明開化の花見酒。
送り手側はそれを知っている。
その嫉妬を満足させる美酒を楽しむのが日本人の悪しき特性。
伝統的なイジメ・意地悪の「宿阿」と、これと優劣感の振り子症が加わって
日本人三大風土病でしょうか。
しかし、タイトルが色っぽいねえ(汗)。
「嫉妬考」第一回
因みに「宿阿」については
「男の底意地の悪さと女の気構え」
http://blogs.yahoo.co.jp/djkxq447/42064804.html