坂の上の雲の導
こんなものを作ってみました。
前回、上野の西郷さんの銅像近くに行ってみたら
春風さんがレポート用紙かなんかに手書きで「青空会議」と・・・(涙)
白い紙に、それじゃ目立たないよ。
なんか、汽車で旅立つ集団就職の友人に「がんばれ」と書いた紙を掲げる
新潟か熊本の青年のようだった。
ああ、なんか作ってくりゃよかったなあ・・・と
でね、昨日ちょろちょろと2分、プリントアウトで5分37秒。
大きさはA3。2枚作った。
春風さん、明日 それを掲げよう。
天気は曇りだそうだ。
その澱んだ空に、青を掲げよう。
楽天家たちは、
そのような時代人としての体質で、
前のみ見つめながらあるく。
のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶(いちだ)の白い雲がかがやいているとづれば、
それのみをみつめて坂をのぼっていくだろう
司馬遼太郎『坂の上の雲』
のぼってゆく上野公園西郷さんの銅像のちかくにもし
一片の青空があるとしたら、
そこに白い雲の文字で「青空会議」と標されている。
楽天家よ、これが導である。まっすぐにそこに集え、遊べ、楽しむべしだべし。
下馬太郎『明日13時上野公園西郷さんの銅像で』
「青空会議」疾風録(17)
導は「(しるべ)」と読みます。