あかんたれブルース

継続はチカラかな

ミッション・ウンコッチビル3



「あなたがポール・馬太郎ね」

「イエスアイドウー」

「訳して」

「金玉馬太郎」

「OK. どうやら本物のようね」

「で例のものは」

「堀切のコインロッカーに預けてあるわ。これがキー」

「なるほど噂どおり手際がいい」

「ところで今度は何を盗むつもり」

「君のハートさ」

「冗談は股間だけにして。ねえはやくズボンを履いてくれない」

「おっと、道理で冷えると思った」

「ちょっと質問してもいい」

「なんだろう」

「なぜパンツを履いていないの?」

「汚すと不味いからさ」

「汚しちゃうの」

「おならすると三回に一回チビル、ときがある」

「ときが、ある?」

「二回に一回とか、必ずの日もある」

「今日は」

オフコースの日さ」

「で、パンツはどこ」

「君のひざ掛けの上にあるだろう」

「汚ったねえ、糞爺!」

ジェシカ、冷静になってくれ」

「ごめんなさい、つい昔を思い出して取り乱してしまって」

「なにかあったのかい」

「ええ、いろいろあったわ。でももう昔の話よ」

「私たちは過去に生きているのではく今を生きている」

「わかっている」

「さあ、涙を拭いて」

「ありがとう・・・ちょっと何で拭いてるのよ!」

「いっけねえ、沁みがついちゃった(汗)」

糞爺!



うり坊、もうこれくらいでいいだろう(涙)