あかんたれブルース

継続はチカラかな

西国の新日本紀行

馬太郎の行方(2)「動物園前」


ただいまあ・・・ヘトヘトで昨夜帰ってきました。
疲れたああ

だいたい串揚げ屋を三軒ハシゴなんかしないよねえ。

うり坊と新世界のずぼらや前で待ち合わせ。
実はお互い初対面。
あいつはわたしがハゲ爺だと思い込んでいるから
そこいらのハゲ爺に声をかけていてなかなか気づいてくれない。

「もしもしお嬢さん」

振り返るうり坊・・・
「オダキリジョーには用はない」

「俺だ俺、馬太郎」

「なんやトム・クルーズやおまえんか」

最初の店にレッツゴー!
ところがよし姉さんは来ない。
この店に入ったからとメール入れてるのに
向かいの店に入っている。こういう人です。

で、二件目に
わたしはこの段階でもうお腹はいっぱいでした(汗)
だいたい串カツなんてそんな食えないもんね。
若くないんだよ。

久々によし姉と再会したよ。といっても半年ブリブリ。

さっきの店でビールと冷酒を飲んだので
ここではホッピーにした。
話題はJJ.からおっじに移ります。
「なんで短足おじさんというねん?」
と、問われて
「足が短いから」と答えた。

よし姉の食欲がまぶしい。うり坊の食欲が心配。

なに?ニンニクの丸揚げ食いたいから店を替える?
ということで
うわばみ二匹と子供ら三人を引き連れて

三軒目~へ!

ふたたび日本酒にしました。

よし姉がカマンベールの串揚げを注文した。
一口かじってほかした。その後でうり坊がもう一口。
・・・最後にわたしがそれを処分します(涙)
ハイエナのようです(泣)

ニンニクの丸揚げきました。
わたしが皮をむきます。熱いので指先が真っ赤。
手はベトベトです。
ふたりが一個目を食べ終わるのを見計らって二個目をむきます。
手はベトベトです。
フェミニスト人間ベトです。

11時半から5時頃まで
ふたりの要求は難しいブログ記事を書くな!
この一点に尽きる。
ブログタイトルも「アホ寮」とかしろといいます。
そこの寮長というか管理人が馬太郎という設定だそうな。

いまにして思うと時間の流れが速いような止まったような
不思議な空間でした。

わたしが次の約束があることを気にしてくれて
十七時を厳守してくれた。
よし姉も疲れたかな

昼間っからの酒は酔うものですが
心地よい酔いでした。


新世界のガードを抜けて大通りでよし姉さん一家と別れた。
向かい側からタクシーで帰るという。
横断歩道の途中までまで走って握手した。
「また会おうな」
タクシーにちゃんと乗るまで確認するうり坊の横顔に
西陽がさして大仏様のようだった。
心のかなで合掌しました。

うり坊とお子は京都まで帰る。
片道90分を要するという
途中まで、
といっても地下鉄御堂筋線でふたつ目まで
一緒でした。
わたしは難波で降りた。
別れ際にうり坊と握手した。
不思議とお子も慣れてくれたようで、
彼から握手を求められた。
なんか嬉しかった。

「また会おうなな」

そんなこんなで、わたしの関西滞在第一目のスタートです。
こういうのがあと四日続くわけだ。
昨日の十八時前に東京駅に着いたときはヘトヘトです。
妖怪人間ヘト(汗)

JJ.からのケータイが鳴った。

「どこに行ってたんですか!」

いや、どこって一口には言えない。
大丈夫、俺は大丈夫だから心配しないで



しかし、大丈夫なのかなあ・・・