あかんたれブルース

継続はチカラかな

堕天使の人生エロエロ



天使って、天の(神の)使いっていう意味ですよね。

真宗の坊主は伝道するにあたって伝道使って表記し戒める。
伝道師でも伝道士でもないと。
あくまでも親鸞の教えを伝える使いなのだ、と。
だから、勝手に悟って持論を説いてはいけないんだ。

知り合いの葬儀屋がぼやいていた。
真宗の坊さんの葬式は話が長くって困っちゃうと。
真宗はお説教がありますからね。
当人は悪気はないのでしょうが、葬儀屋には葬儀屋のスケジュールがある
仕事ですからねえ(汗)

坊主は「お布施のぶんだけ経を読む」というものです(涙)

しかしそのお説教も上手い下手の個人差がある。
もともと京都が本山で関西方面ですから
なかには吉本興業から来たのかと思うほどに
面白い坊さんもあります。
トークが話芸の域に達して、エンターテイメントだ。
下手な漫才や落語聞くより面白い。が、

下手な説教もあるわけだ。
年寄りが多いので同じ事を何度もいったり
眠くなる眠くなる練炭でも炊いてるんじゃないかとゾッとする。

で、なかには訳のわからん持論を風潮する
坊主もいます。
聖職者のくせに、いや聖職者だからこそ。
年寄りのくせに、いや年寄りだあらこそ。
年齢には関係ないでしょうが
少なくとも真宗の坊主としては基本的に失格であって
そういうことを伝道したいなら自前で新興宗教でも立ててやれ。
といわれても仕方ない。

師と使の違いを忘れたか。

私達のなかに「悟り」」というものを求める欲求や願望があります。
様々な矛盾や苦悩に苛まれるなかで、これがあれば
救われるという発想からそれは生まれた。
宗教もひとつの解決策であると思う。認めます。

しかしだ、その宗教や信仰を己の保身に利用する
その根性がわたしゃ気にくわない。

人生いろいろ
坊主もいろいろ
男だって女だって中国人もいろいろ
♪咲き乱れるの(by 島倉千代子