あかんたれブルース

継続はチカラかな

ゴーゴー墓参り(暮れ556)



昨日、幸子に誘われて墓参りに行って来ました。
お盆にこれるかどうか仕事の都合でわからないと
いうことだったけれど
なんだかんだ私たち兄妹は
ちょくちょく墓参りにいく「癖」がついてくれて
「行く?」「じゃ行こか」とツーとカーで
これについては話が早い。

墓参りも慣れがあって
慣れてくると手際よくなります。
二人でやるからってこともありますが
気持ちいいぐらいテキパキやれて
ある種の充実感さえある。
そんな話をしてたら
幸子からこんな話を聞きました。

梅沢富美男がある日、墓参りに行ったら
向かいのお墓をテキパキやってる方の
その手際良さに見とれる、ほどに
感銘を受けたそうです。
あまりの見事さに、プロ(業者の方)だと思った。
「ああ、やっぱりプロは違うなあ。
 俺も忙しくてたまににしかこれないし」と
その方に、
「いやあ見事なものですねえ
 うちのお墓もみてもらえませんか」と
声をかけてしまった。

「いいですよ」

という声が速攻で返ってきたそうです。
ちょっと甲高い、なんかどこかで聞いてような
あれ?この声は・・・

郷ひろみ

テキパキ作業してたのは、業者の人でもなく
一般の墓参りをよくする信心深い方でもなく
郷ひろみだった。
そして、梅沢の失礼なお願いに対して
「いいですよ」と、ほらあの口調で
即答したわけです。

わたしはこの二段オチの話に唸ったね。


昨日のお墓参りは夕方からだった。
墓石をタワシでこすりながら
墓石に柄杓で水をかけてるときに
「父ちゃん暑っかったどがな」と話しかけていた。
墓石に話しかけるなんて、はじめてです。

一通り終えると暮れていた。
夕暮れの墓地の風景は
お盆の懐かしい記憶と重なった。