あかんたれブルース

継続はチカラかな

シリアから中国へ



いやあ、本日の『あまちゃん』には
感動しました。太巻にやられた(涙)
この余韻とまったく異質な記事・・・
しょうがない。『あまちゃん』観る
前に書いていたんだもの

ということで、

シリア紛争が佳境となって
遂には空爆を行うまでの事態となりました。
シリア政府が毒ガスを使用したというのが理由です。

報道から
シリアで毒ガス兵器が使用されたことは事実。
問題は誰がなんの目的で使用したか。

シリア政府が使用した。ということで
米国は人道上の問題として空爆を急ぐ。
英国はそれに歩調をあわせています。
ロシアと中国は反対している。

米国、英国、フランスでは
空爆反対の世論も強いようです。
自国の国民を大量破壊兵器で無差別に殺戮する。
こんな無法な国、一刻もはやくなんとか
したほうがいい。と考えるのが人情だ。
なのになんで米国、英国で反対運動が起きるのか?
単なる平和主義?

毒ガス云々以前からシリアの内戦は激しかった。

空爆に反対してる人たちはこう考えるのではないか
毒ガスはCIAの特殊工作として使用され
シリア政府の犯行にみせかけた。
イラク核兵器疑惑と同じ手口ではないか。

なぜそんな陰謀映画みたいなことを
しなくてはならないのか?

米国の兵器在庫の正味期限が迫ってきてるから。
米国は兵器生産で成り立っている
自転車操業のような国。
これをうまく循環していくには世界中で
内戦や紛争、戦争がなければならない。
世界の兵器の7割以上が米国産だ。

この推理はそんなに複雑突飛なものではなく
いままでのことを考え合わせれば
中学三年生でも考えうることではないかな。

とはいうもの、シリア空爆は止められない。
国連に一応は提示して、認められなくとも
(いくら潘国連事務総長でもロシア中国は反対)
それを無視して米国はやるでしょう。

わたしはロシアや中国に好意的なものではないし
昨日の記事のように潘総長の国連も信頼しない。
ましてやシリア政府が正しいとも思わない。
だからといって、米国の手法(空爆)が
正しいとは思わない。

米国は第二次大戦以降
朝鮮戦争ベトナム戦争、最近ではイラク戦争
それ以外でのたくさんの世界の紛争に関与している。
それを世界の保安官と評価すべきなのか
自作自演のマッチポンプとみるべきか

前回のイラク戦争でその行動パターンが
アラワになった、ばかりでこれだもの。

今回は遠い中東の話なので
私たちにとっては対岸の火事なのかもしれません。
しかし、ですよ。

誰がどう考えても、次は・・・中国って
ことになりませんか?

昨年でしたか
中国がハワイにも領有権を主張に対し
クリントン国務長官が中国の封じ込めに
「貴国がフィリピン、ベトナムおよび日本と開戦すれば、
 米国は6つの対策を考えている。
 一兵卒も使わず、中国を負かすことができるだろう」

(1)中国の政府高官が所有する
   海外の銀行口座の残高を発表し凍結
(2)米国のパスポートを持つ中国人官僚の名簿を公表
(3)米国に住んでいる中国人高官の家族の名簿を公表
(4)ロサンゼルスにある「妾村」を一掃
(5)米国在住の中国人高官の家族を
   グアンタナモ刑務所に収容
そして、
(6)中国国内の失業労働者などの不満分子に
   武器を提供。


非常に効果的な恫喝、抑止力なるものでしょう。
ただ、太平洋を隔てた米国と
隣国の日本だと、たとえ内乱でも影響は違う。

そして、先日のオリバー・ストーンの発言
米国は対中国を草刈場にしようとしている
バリバリ本気で現実味をおびてきた。

TPPって
対中国包囲網の戦略の一環?

中国の動乱となれば
北朝鮮崩壊どころの話じゃないぞお
人口なんと13億以上。
難民1%でも1300万人。都民と同じ。
ヘイトスピーチなんかやってる場合じゃない。
そういうことで何とかなると思ってるのが
平和ボケなのだ。