あかんたれブルース

継続はチカラかな

地元で悶絶



源泉かけ流しの温泉に浸かって
美味しいものをたくさん食べてきました。

毎度地元に帰って思うのは
さびれちゃってるのよねえ・・・なんだな。
最近はネットなどの情報で他県ナンバーの観光客も
ちらほらはあるけれど、もともとは水産業
活気のあった港町でした。
森真一の『港町ブルース』のなかでも
歌われたものだった・・・
さびれちゃってるんだよなあ・・・

高齢の母親のこともあって
介護という問題が大きくのしかかってきている。
なにかしら具体的な手立てを考えて動かないけません。
これがテレビドラマのようにひょっひょっとは
いかないんだよなあ

兄弟姉妹があと何人かいて
できればそうち二人ぐらいが地元にいてくれたら
なんて思うけれど、そうそうこっちの都合のよい
ようにはいかないわけじゃない。
わたしには妹だけ。
それも独身で神奈川にいるわけだ。
妹も仕事があるから(地元じゃ仕事がないから)
生活もあるからほいほいと地元には帰れない。

うちのカミサンはカミサンで長女(独身の弟有)で
こっちはこっちで自分の母親をみないといけない。

みなさんも他人事じゃありませんよ。
あっという間なんだから、あっ・・と、いう


今回は父親の七回忌の法要で帰省したのですが
まあ大変だった。母ちゃんのボケっぷり炸裂です。
細かいことは割愛しますが
なかでも親戚縁者近所に配るお菓子とお米
この御菓子の詰め合わせがダブって発注されていて
前日の夕方にそれが届いて仰天です。

母親は「こんなことはあってはならないのです!」
と外国人みたいなことを宣まうわ
幸子はパニックになって、わたしに怒鳴り散らすは
「おい、ちょっと落ち着けよ」
なんて諭そうものなら逆ギレですよ(汗)
「だから、届いてしまったんだから
 返品なんて無理だってば」
「じゃあどうすんのよ!」
「どうするもこうするも・・・」
善後策いっしょうけんめい薄い頭で考えているわけだ。
どうしよう・・・
横で85歳と48歳がうるさいうるさい。
御菓子は生ものだから・・・米は保存が利くから・・・
御菓子を2セットにして配るしかないか
「そんなの変!」(母妹喚く)
変なのは最初から変なの。
あらら、農協の担当者に電話入れちゃったよ。
そんな交渉で話がまとまるかよ
案の定、担当者に逆ギレされて、チョン。

非は完全にこっちサイドにあるんだ。
クレームなんかでは通用はしないの。
「じゃあどうすんのよ!」

結局、もう一軒の菓子屋に行って確認。
やっぱり発注した。もう出来てるとか。
配送は明日ですが、まだ裁断とか箱詰めは
してないのかも。もしかしたら・・・
ここでダメもとで交渉したら
なんと、
キャンセルしてくれて事なきをえました!

いやあ危なかったです。
菓子屋の主人が一瞬目が泳いでましたよ(汗)
後ろで幸子はわたしが強迫したとか失礼なことを
いってましたが、そんなことはない。
ひたすら頭を下げたんですよ。
その後でもう一回謝罪に行って
3000円ほどの買い物をしてきましたが、
幸子のバカはそれじゃ悪いから半分引き取れと
また騒ぎ出す。
せっかく話が着いたのに蒸し返すバカがいると
言って聞かせても納得がいかないようです。


一件落着して帰宅したら
二人ともなーんにもなかったような顔で
テレビ観てお茶飲んでいた。

さっきの喧騒が嘘みたい。

ボケてる母親に
社会性のない妹を横目に
わたしは深いため息をついたよ。