あかんたれブルース

継続はチカラかな

サイレントマジョリティーの憂鬱

I&U研究所(3)


「温暖化は嘘」
原発に切り替えたたかったための
方便だったんだそうです。

沈みゆく南の島のツバルも沈まない
南極の氷も溶けているデータは示されていない。
地球温暖化は地球規模で温暖化するはずなのに
実際は局地的なものでしかない
とかです。

小氷河期に入る、とかとも耳にしますよね。

いろんな人がいろんなことをいうので
何が「本当」で何が「嘘」なのか
マスコミもセンセーショナルに
オンエアするから
わからなくなってしましいますね。

「新聞、雑誌、テレビが信用できない」
「だけどネットがある。」というけれど
このネットとやらが、また怪しい。
そこにまたゾロ陰謀論者が乱入してくるから
よけいに話がややこしくなってしまう。
まったく始末におえない。
意図的なのか、それとも利用されてるのか
お調子者なのか、無責任なのか

情報多寡の大きな煙幕になってしまっている。

けれども、異常気象として
様々な気象異常は起きている。
この「異常」という言葉が不適切なのでしょうか?


お隣の千葉の大気汚染PM2.5(微小粒子状物質
の濃度が高いとニュースになりました。
どうも中国から飛来したものじゃないようですね。
環境汚染は中国だけの話じゃないわけです。

中国の環境汚染はその急速な発展に
比例したもの
私たちが1970年代前半に経験したものと
同じです。規模が違うだけ(汗)
日本も公害問題で大変でした。
あのとき日本で使用できなくなった
農薬・化学肥料が中国にプレゼントされて、
中国の国土は汚染されたという話も聞きます。
ま、使用上のあり方も問題だったでしょうが。


「科学的に、」という意見には大賛成です。


あまりにも過剰反応して、肝心なことを
見失ってしまうって、ありますものね。
ただ、どうなだろう?

この異常気象が、地球温暖化とは
関係ないとしても、環境汚染がすすんでいる
ことは事実だと思う。(これは科学的でしょ)
ついでにいえば、生活環境も社会環境もよくない。

地球が温暖化してようがしていまいが
そういう環境を改善することは正しい。
温暖化云々が原発推進に利用された、からといって
では石炭石油どんどん使ってもかまわない。
とはならない。それは非科学的だ。
だからといって原発推進も上策ではない。

最近の出版物では「極論本」が受けてるそうです。
まあ、内容以上に出版社の売らんがための
センセーショナルな本のタイトル付けに
あるのですが、それで売れるわけですから
仕方ないわねえ。

「長生きしたけりゃデブがいい」とか
「成功する人は生姜焼き定食が好き」とか
いや「缶コーヒーを飲まない」とか
「淡水化物が人類を滅ぼす」とか
「医療無用論」なんていうのもあったなあ。

このブログでも薬依存とか食の安全注意報を
出しているので極論にカテゴライズされるのか
しれませんが、一応そうではなく
あんまり流されていけないよ。ということ
なんですが、なんせ社会が極論化しているので
どうにもこうにもなんて表現していいのやら(汗)

食べ物が危ないぞ。
といえば
「そんなこといったら何も食べられなくなる!」
と怒り出す。
別に食うなとはいわない。すこし意識を変えてみたら、
という話なんだけれど、気に食わない。

原発の件もそうで、とにかく今すぐゼロだゼロだ
だけで、なんら具体的な代案も出されずに
検討の余地なく是々非々論が先行してる。

こっちのほうが変だと思うけどね。
超、非科学的な思考。
過剰反応というよりもの潔癖症というか
少しでも汚れると許せないみたいな・・・
まるで君が代日の丸みたいな感じです。
こういう声のデカイ人たちって、結局は邪魔。
話が混乱するので迷惑です。
陰謀論者も同じ。

原発ふくめて利権なんだと前々から
いってきました。
そしてわたしは利権を否定はしない。
それがある程度循環する利権ならいいけれど
過剰に働くとよろしくない。
それは原発に限らず
どんなものでも、過剰はよくない。

思うに、サイレントマジョリティーの
方々はそういうのに辟易してるんだと。