あかんたれブルース

継続はチカラかな

民主主義はバカが独り占め

犯人はお前だ。シリーズ化決定!


あの恥しい号泣会見が世界に配信されて
話題沸騰だそうで、日本人として恥ずかしい。
ワイドショーではあれが嘘泣きかどうか
なーんてことをテーマにしてるけど
嘘だろうが本当だろうが、関係ない。
嘘だったら嘘で
ホントだったらそれ以上に問題だ。
どっちも恥しいのだ。

なんにしろあの人はもともとは市役所職員だよね。
市町村から県会議員やら知事まで
公務員からってコースは多いです。
よっぽどうま味を知っているとか
あの手のタイプが多いとか勘ぐられても
仕方ないよね。

役所で、とんでもない職員にでくわして
嫌~な思いをすることは実に多いものです。
それはわたしだけじゃないと思うけどね。
その原因にたとえ
とんでもない市民がいるから
その対応マニュアルとしてああなった
という言い逃れがどこまで通用すのものか?

全部が全部こうじゃないんだろうけれど・・・
すこし同情するならば、役人は減点法でしか
採点されないのでとにかくソツなく
責任をとらないようにする習性がある。
こういった傾向は民間でも最近顕著です。

責任を追及されるから、無責任になる。
まったく皮肉なものです。
ネットなんかの「名無し」という匿名性も
そういうところからヒドイ暴言や心ない発言者が
後を絶たない。
それが本音っぽくて知的だ個性的だとでも
考えているんでしょうか。
単なる便所の落書きじゃないか。


と、こっからぐだぐだ書いてたんだけど
書いてて嫌になって途中で放りだしてふて寝して
晩飯食って9時からもののけ姫でもみようかな
と風呂の前にPC開いたらネットニュースで
「リアルな就活 批判受け東京ガス放映打ち切り」
に目が留まる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140704-00000069-mai-soci

こんなCMです。
http://www.youtube.com/watch?v=NLFcp_WPzJU

たしかに、とてもいいCMだ。
クオリティー高い。数分のなかに凝縮されてるよね。
これを痛いといってクレームつけた人がいる。

他の情報によると東京ガスはクレームがあったことは
認めたが、その数は大したことはなく
このシリーズの次の「おばあちゃんの料理」が
なんとか賞を受賞した関係で色々だそうです。
http://www.youtube.com/watch?v=SVwRBzBIFr4
まあ、これもいいわなあ
東京ガスのCMは昔から好きだ。
信長のやつとか泣けた。
企業広告などを制作する立場にあった人間として
こういうCMを作れる環境にある人たちを
羨ましく思う。
実際はいろいろ大変なんだよね。
と同時に、こういうCMを制作させる東京ガスという
企業にも密かに偉いもんだとも感心するわけです。

しかし、だ。
この「母からのエール」篇にクレームをつける人
東京ガスの弁明通り、それは少数だった
のかもしれない。
少数であってもスポンサーは下りる。
100人中1人でも
あの問題となった『明日ママがいない』を
ケシカランと抗議した人は100人中何人
いたんだろう?
最終的に何人だったんだろう?

我々は民主主義というものを高々と掲げる。
それを守るのだと。
民主主義は数の論理だ。多数決で決まる。
49対51でも49対50でも後者の意見が通る。
たとえ前者が正しくとも。
民主主義を叫ぶくせに、数の論理を批判する。

例えば、100人中1人の勘違いした人が文句を
クレームを唱えればそれが通ってしまう。
これが日本の民主主義なのか?
めんどくさいだけじゃないか。
だから当たり障りのないものがベターなのだ。
ベストなんて求めない。
そのベターとやらも胡散臭い。
たった1人の恥知らずの茶番が世界に配信される。
たった1人のバカが公務員とは政治家とは
日本人とは、社会とは、現実とは、
あんなものさと嗤われる。そんなものさ。

民主主義を人質にするような
表現をわたしはスカン。
そんな民主主義に対して懐疑する。油断できない。

と、いうわけで
クチなおしに、東京ガス絆シリーズから
クリスマスバージョン「まほちゃんの作戦」
http://www.youtube.com/watch?v=tazmQnj8oJc

これにもクレームつける人がいるのかな・・・
いるんだろうねえ