あかんたれブルース

継続はチカラかな

ここで同情は禁物なんだけど



一昨日の記事で
困った狸ならぬ困った田嶋陽子
麻雀オヤジギャグをかましてしまった。
困った人田嶋先生はどうしているのか?
ググってみたらYou Tube に出るわ出るわ
晒し者状態です。
フェミニストから自虐論に暴走した先生
従軍慰安婦問題で朝日の捏造記事が明るみに出て
これまでの鬱憤を晴らすように
バッシングされ、そして論破されておった。
それでもガンバル田嶋先生
まるで道化のようで可哀想でもありました。
先生としては「実に不愉快!」なのでしょうが
やはり見識を疑う、とされてもいたしかない。
田嶋陽子有識者としていいのか疑問ですが
どう見てもテレビのオモチャだよな。
そして感情論に奔りすぎる。

マスコミとか文化人とか左巻きの人々は
日本を卑下する批判する糾弾しておけば
平和が保たれる、なんて安直な考えは
改めたほうがいいよ。
その反動がその結果が恐ろしい限りなのだ。
また、そこには批判することで
自分だけ当事者から逃れられるという
ズルイ考えもある。

あたらそんなパターン化したスタンスを
続けてきた結果、韓国は暴走するわ
中国は政治のカードにして東アジアに緊張を招くは
またそれに反発して右巻き諸兄は鼻息荒く
売国奴」なる古臭い言葉を連呼するわで
困ったタマキンです。
ま、いわれてもしょうがないけどね。
言う方も言う方で言われる方も言われる方かな

ちょっと前に右系のチャンネル桜
景気のいい右の論客たちの座談を公開してました。
そのなかで元気のよい何某さんが
売国奴として
「尾崎みたいなとんでもないバカが生まれた」
と。この尾崎とは朝日新聞記者の尾崎秀実のこと。
戦前のゾルゲ事件に関与して死刑になった人。
戦時中、ソ連コミンテルンの指令を受けて
日本軍を北方ではなく中国・南方に向かわせる
ように画策した人物です。
昭和研究会のメンバーでもあった。
尾崎を売国奴としてもなんらおかしくない。
のですが、
この何某はその発言で「尾崎」と名を出すとき
ちらっと目線が怪しくなったのをわたしは見逃さない。
それはちょっとテレたような周囲を探るような
卑屈な目線でした。
ははあ、こいつはあんまり尾崎秀実を知らないな
と思ったよ。

尾崎が戦争犯罪として死刑になっても
仕方ないと思う。
ただ、尾崎には尾崎の考えや正義があったのだ。
社会主義共産主義こそが世界を救うという
信念というか理想があったわけです。
それは妄想で結局はコミンテルンに利用された
哀れな男ではあったと思う。

またあの頃に陸軍、特に皇道派が主張した
満州からシベリアへの攻勢をかければ
ソ連はドイツとの挟み撃ちで
降伏してたかもしれないし
南印に向かってアメリカの逆鱗に触れることも
なかったかもしれません。
それで太平洋戦争は回避できたとか
日本は同盟軍は敗北しなかった、とはならないけれど。
歴史に「イフ」は禁物なのだ。

従軍慰安婦記事をデッチあげた
元朝日新聞記者が「私も愛国者だ」と
弁明していた。
なにをもって愛国者とするか
人それぞれに正論があるように
その愛国の定義もさまざま。

それでも田嶋陽子は迂闊だったと思う。

尾崎秀実は哀しい。
対して、田嶋陽子は滑稽だ。
感情と思い込みの激しい正直者なんでしょう。
ただ、観ててつらい。
まるで噛ませ犬だよ。仕方ない、自己責任だし。
ちょっと前までは苦笑いして観ていられたんだけど
なんかねえ・・世間って意地悪なんだよなあ