あかんたれブルース

継続はチカラかな

舛添を煮るか焼くかそれともしゃぶるか


舛添さんの疑惑と追及まだまだ続いているようです。
事の良し悪しはこの際、横に置いて
私たちは何を求めているのだろうか。
現在の法律では曖昧で白黒つけるのは難しいとのこと。
うちの母親が引っかかった悪質訪問販売と同じだ。
知事を辞めさせて都知事を辞めさせてまた都知事選挙をやるのか
政治資金規制法などをより厳しくして締め付けるか。
東京都は全国一お金持ち主の自治体なので
選挙費用なんて対したことないのかもしれないが。

今回の件、史上最大のセコイ話で例をみない。
このスケールの小ささは桝添要一という一個人というよりも
日本人のなかに横行している「賢いせつ節税」という
神話がもたらしたものでパナマ文書と対極にある
としたら大袈裟でしょうかねえ。
全国の社用族諸兄並びに中小経営者、自営業
またそれに組する税理士が冷や汗かいて、いねえよ。
俺とは立場が違うと。

そんな風潮土壌環境で育った優等生舛添君
クリーンな政治をうたって頑張っていたわけです。
まさかこの賢い節税がバッシングされるとは
夢にも思わなかったことでしょう。ご愁傷さま

前回からつづく有能無能
そして優等生の堕落劣化間抜けぶりについていえば
舛添さんはまず第一に誤り方を失敗した。
これって、彼に限らず現在の優等生たちの性なのよね。
それが命取りになってしまう。
昔の三木武吉みたいにメカケが三人のヤジに対し
只今のヤジは嘘で実際は五人です。
というのが通用しなくなったこともある。
日本社会が変わってしまったんですね。

キレイに敷いたテーブルクロス
毎日除菌除菌で磨いてる
けれどのその裏はカビだらけダニだらけ
それが現在の倫理と建前の潔癖の価値観なのだ。
マネー雑誌は言葉をかえて「賢い節税」を得意がる。

時間を逆戻りさせて、舛添さんの弁明を代弁すれば
「セコイ不肖の都知事舛添要一であります。
今回の多岐にわたる私の浅ましい行為に対して
私自身が恥じ入っておる次第であります。
わたしは九州福岡の出身ですが青年期に家業が傾き
貧乏の辛酸を舐めたことから
学業で舛添家再興を誓い東大を目指しました。
たくさん知識を詰め込んでそれを武器に偉くなろうと
頭髪も気にせず奮闘努力してきたのです。
しかし、お金に対するもったいない精神が染み付いて
それが今日のしくじり先生として
皆様の前に出ている由縁であります。
ゴメンちゃい。どうかこのセコイ私を許してください。
どこかで悪いかなあと思ってはいましたが
法に触れるわけじゃないしみんなやってるし
ばれなきゃ大丈夫。という脇の甘さ驕りがありました。
今度からもう絶対にこんなヘマはやりません。
いえ、もっと上手ではなく
根本から心を入れ替えます。
政治経済学者として費用対効果がわりがあわない。
こんなんでセコセコ貯めても選挙資金にはならないんです。
だからどうかみなさん私にもう一度チャンスをください。
白い猫でも黒い猫でもネズミを捕る猫は良い猫だと
いうではありませんか。ネズミだった自信があります。
どうかこの舛添に東京都のネズミを捕らせて下さい。
尚、集めた絵画美術品はすべてヤフーオークションに出展し
その収益は熊本地震震災地復興に寄附します」