あかんたれブルース

継続はチカラかな

また来るヤバイ季節

母親の具合がよろしくない。
血圧が高くてデイサービスで吐いたと
サチコから連絡を受けたところです。
毎年この時期から体調を崩していたので
心配はしていたのですが・・・
本来なら今年も長期で帰省する
ところなんですが
母親はもう私の手の届かないところに
いってしまいました。
私はシモの世話ができない。

私としては施設に入れたいのだけれど
サチコが頑として反対なのです。
ずっと実家にいたい。施設は嫌だ。
これが母の口癖で
サチコはその意思を尊重しようと頑張って
隔週で帰省している。

とはいっても
その母親がもうその意思さえ覚えてない。
現をぬかし生ける屍状態なのだ。
ただ自宅とデイサービスを行き来して
疲れ果て自宅では寝てばかりの状態です。
そして、煮え切らないサチコ。
なんとも因果なものです。

この状況が腹立たしくもある。


かといって、
預かってくれる施設もすぐにはないという。
地方は医療介護の利権の場でもあり
経営する医療機関が利益が損じないように
ギリギリのベッド数を維持している。

現在「小規模多機能型居宅介護」でなんとか
凌いでいるのですが
私としては
預かってくれる施設があれば
はやく入れてあげたいのだけど、
どうなるこてやら・・・
今年の夏を乗り切れるだろうか?

長寿が幸せなんてまやかしです。
母親は毎日がしんどくてつらいのです。
自宅で死をむかえる。
このままいくとたんなる孤独死になっちゃうよ。

私が次に帰省するとすれば
九月の父の十三回忌の法要か
母の葬儀になるかも
まだ生きているのに
母親は遠くにいってしまったようです。