経済格差が教育格差につながっていると言われています。
塾や学校のレベルを教育費の観点からみたものですが、はたしてどうでしょう?
経済的な問題と娘の教育問題で中国に行ったきり帰ってこない劉さん話を幸子から聞きました。
どうも単なる経済的問題だけではなく、娘の「教育」とは日本の教育が中国に比較して、
貧困であるという理由だと知り、愕然とさせられました。
つまり、現在の中国は一人っ子政策から親が猛烈に子供の教育に熱心で、また濃厚のようです。
(単純に勉強時間という点からみても)
日本のゆとり教育の問題は以前から騒がれていますが、韓国、中国との格差は広がっています。
私の小学校3年生の息子は塾には通わせはいません。そういう方針です。
(小学生から中学までは私たち夫婦で教えられるということもありますが)
塾では学校のカリキュラムより遙かに先に進んでいるようです。
月之家円鏡じゃないのだから早ければいい訳じゃないとは思うのですが、案の定、
その子らは学校の授業がアホらしく退屈でまじめに授業を受けていないとか。他の生徒の邪魔!
私は勉強とか学習能力に一番大切なのは「集中力」だと考えています。
今後、高学年(中学高校)になって、この集中力が効果を発揮するはずです。
また、それを発揮させる要因には「好奇心」というものがあると考えます。
今の小学生の塾に通う子供たちには、この「集中力」と「好奇心」という大切なものを
逸脱する危険をはらんでいることを、その保護者は考えているのでしょうか。
中国の子供たちは長時間を勉強に費やしいるそうです。その時間格差に日本は焦っている。
ガリ勉なのに成績のかんばしくない生徒は一番厄介なものです。
ガリ勉で成績のよい子は存在しますが、淘汰されるのでジリ貧です。
少数がエリートとなる原理・メカニズムがそこにあり、
ガリ勉なのに頭のよくない子は増えていきます。
そこで、再度考察すれば、彼らが学ぶものは教科書であり、その成果は試験で評価されます。
学ぶことは教科書だけではおっつかなし、試験は受け身の方法論処世術でしかありません。
クイズといっても構いません。
それでもいい大学に入ればいい会社に入社できるからいいじゃないか皆考えていました。
はたして、そうでしょうか? これまでも、これからも
それとは話は別として、集中力と好奇心を持ち得る者ならば、
色々な意味で夢を実現する能力を持ち得えます。
時間量ではなくその中身が大切というひとつのお話です。