あかんたれブルース

継続はチカラかな

子供に反抗期など存在しない。

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 戦争はなくならない。
 家庭内暴力、幼児虐待、イジメ、、、。
 身近な問題から地球規模のものまで、私たちは何とかしたいとは思っているのに
 どうにもこうにも知れば知るほど、己の無力を思い知らされること多々。
 たとえば、貧困と地球環境の問題。
 けれども、貧富の格差が是正された中国やインドで数%車を持つ人が増えれば
 それだけでアウト。温暖化は問題ではなくThe END 
 それでも、とにかく、気を取り直して、なんとかしないと。身近なことから、、、。

 幼児虐待のニュースが私たちを悲しませています。
 世の中には子供が欲しくてもそれが叶えられず不妊治療を受けている夫婦もあるのに。
 また、それとは逆に家庭内暴力として親が被害者になっている場合もあります。

 よく、虐待の言い訳に「躾」という言葉が使われています。
   躾と虐待は違う。
   私は体罰が悪いとは思わない。
   体罰と虐待は違う。
   叱ると怒ることは違う。

 以前、このブログで子供に媚びてどうする! と書き込みました。
 何か世間の思考と行為がとてつもなく両極端すぎて苛立ってしまいす。
 厳しく躾ればいい子になる。叩かれて強く成長する。実社会は厳しい。
 何かに苛まれるように交換条件のように苦行のように妙な迷信が存在します。

 一歳前後で授乳はやめる。とか
 吉田松陰の母は子供に中学生ぐらいまでオッパイあげてたなあ?
 自分の子供と他の子供と比べる。
 坂本竜馬は寝小便たれでアホでした。山下亀三郎もアホ。松永安左ェ門は絶倫。
 偉人や立志伝中の人物が優秀な良い子だったケースはその逆のケースより少ない。

 本当は子供に「反抗期」は存在しない。という話を聞きました。
 親がちゃんと子供を受け止めて話を聞く姿勢があれば、それはない。と
 しかし、実際に非行とか、、、。
 「反抗期」と「非行」を別物と考えてみませんか。
 大西巨人が「非行は健全な青少年の正当な行為」というニュアンスで表現していました。
 どんなにヤンチャをしていても親との信頼関係があれば最悪にはならない。
 私たちも大なり小なり非行をやって成長してきたわけじゃないですか。
 
 私たちの世代は梶原一騎という暴力親爺が「巨人の星」という原作で
 星一徹という虚像を捏造したおかげで往生したものです。
 うちの父親など目を輝かせて「これだ!」と。
 また、某都知事が「スパルタ教育」なんて書いて印税を稼ぎました。
 スパルタって古代ギリシャの戦争しかない国の話。それも滅ぼされる国。
 君の息子は気象予報士でタレントやってるけど結構我が儘だし。猫舌じゃん。

 まあ、躾とかの世間の常識はいいかげんなものです。
 もっとやさしく育てていいと思います。
 甘やかすとか溺愛とかじゃなくて。
 ただし、その愛が本物か贋作かを子供は見抜く力がありそうなので、
 上手に接することよりも、本気になって真剣に接するほうが大切なようです。

 要は親の姿勢のようです。
 「子供に反抗期など存在しない」
 この言葉を信じてみてください。