あかんたれブルース

継続はチカラかな

最高の大物俳優・丹波哲郎

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

 丹波哲郎が死んじゃった。知らなかった。
 日本の俳優では国際的という観点では多分ナンバーワンだったんじゃないでしょうか。
 「007」とか数多くのハリウッド映画に出演しておりました。
 当ブログのコーナー『仁義なき戦い』ではスチールのみですが山口組み三代目田岡一雄を熱演(?)
 また、東映山口組三代目』シリーズでは二代目山口登を好演。
 そして、笠原の『二百三高地』では児玉源太郎を怪演。仲代の乃木との掛け合いは絶妙!

 台詞を憶えないという定評で問題の役者でしたが、凄い役者でした。

 数ある彼の名演の中でも私が一番印象にあるのは『砂の器』です。
 暑い暑い夏のシーン。
 若い刑事・森田健作と共に犯人を追うベテラン刑事。そしてスイカ
 「宿命」のサウンドトラックには丹波の語りで始まります。
 「この親と子が、その後、どのような旅を続けたのかは、、、」
 それを竹中直人マルセ太郎バリに再現していましたっけね。

 丹波哲郎というと若い世代の方々は「大霊界」などでちょっと変な人というイメージでしょうが、
 私たち昭和30年代生まれとすれば「キーハンター」のボス役です。
 後半からは千葉真一などの若手の活躍であまり表には出ませんでしたが、
 前半の頃は結構活躍していたものです。
 エッチなベッドシーンなんかもあってドキドキしました。
 あの白いブリーフが眩しかったものです。

 大物を演じさせたら最高にハマル役者でした。