天には意志があります。
天の意を知ることが志というものです。
天の意とはすべての人間に与えられた役割であり、
志とはその役割を達成するという行為です。
神とは天の僕(しもべ)です。
その意を得て、様々なカタチを借りて私たちを導きます。
彷徨い歩き、途方にくれる時に、ほんの少し後押しをしてくれるようです。
ときに、親であり、恩師、先輩であったり、
妻や夫であったり、子供であったり、
友人であったり、通りすがりの見ず知らずの人であったりします。
何気なくスイッチを入れたテレビの画像や見開いた本の活字であったりもします。
人間は生まれ落ちて、その天の意志を探ろうと努力します。
けれども、それがなかなか見いだせない。
天の存在も知らず、闇雲に進もうとすることもあるでしょう。
月のない夜、羅針盤のない船は彷徨うように時間と労力を失っていきます。
そのことに気づかずに生涯を終えてしまうことも多いことでしょう。
それを知る者、知ろうとする者、そして、はばかる者、人はそれぞれです。
けれども、天には意志があります。
私たちはその意を知り、志として行動する。
それが人生であり、幸福への道です。
その志を達成できるか?
幸福とはその志に沿って歩くことにあり、
見上げる高みから差す月光に福音を感じることでしょう。
肩に背負った天秤棒には「知性」と「勇気」が揺れている。
志をもてる者は幸いです。
自分自身の志を見つけることは大変ですが大切な作業です。
しかもそれは、自分にしかできない作業のようです。
ついでに相場にも意志がある。日興コーデある証券