あかんたれブルース

継続はチカラかな

人間と人生の節目を考える 中国とドイツの「節」

イメージ 1

 こういちさんのブログ「三国志のお話をしましょう」
 「正史」のほうはさほど知識がないので陰でコソコソ覗いている次第です。
 先日の記事に「干支」の話がちょっと一息と銘打って更新されていました。
 (この記事のURL: http://blogs.yahoo.co.jp/koichi_cojp/41887020.html
 割と好きなのです。この手のネタ。

 で、10干12支の話から21という数字が飛び出してきます。
 陰陽は二進法で現在コンピューターに活用されています。
 10進法と12進法は数字の単位で御存知ですよね。
 3は天知人。4は東西南北(それぞれに玄武とか青龍、四天王もあります)
 5は火、水、木、金、土の五行説。6、7とか8、9とかそれぞれの意味があります。

 でも、21って?私はその「節」の由来を知らない。27なら宿曜星でわかるけれど、、。

「鄭玄曰く、天道は遠からず、三五にして変ず。六甲を一元と為す。四六、二六交相乗ず。
 七元に三変あり。三七相乗じ、二十一元を一蔀と為す。」

 で、こういちさんにコメントで問い合わせたところ彼もその由来・根拠はわからないと言う。
 そして、中国人がその哲学で多くの「節」を提言しているけれど、
 その由来・根拠を示す資料が現在は存在していないことを教えてくれました。

 因みにこういちさんは易を暦に関連づけたのは漢易からだと思うとおっしゃっています。

 ちょっと堅いですか? こんな話題。
 私は以前から「この世の法則」についての記事を書いていますが、
 「節」というか「節目」というものが人間とか人生には「ある」と考えています。
 で、その点については大雑把に上記したぐらいの知識でいいやあと頓着していなかった。
 というか資料がない以上、しかたがないのですけれどもね。
 松永の記事で「節」とかやりましたが、人間は7年の周期に支配されているようです。
 これは中国でも占星術でもありません。
 出何処は「シュタイナー」アングロサクソンの国、ドイツからなのです。

 シュタイナー教育などで有名ですね。
 ここでその説明をすると長くなんるので興味のある方は検索して調べてみてください。
 で、合理的なドイツ人とかヨーロッパで認められているシュタイナーの理論に、
 人間の(人生の)7年周期説があります。

 その周期で7年ごとに節目があるというのです。
 で、色々試してみたのですが結構これが説得力がある。
 試しに、自分が誕生してからの事件やイベントなどの自分史をメモ書きしてみてください。
 それあとで、誕生年から年齢をを入れてみると。
 7年周期で何某かの出来事転機がありませんか?
 これは生まれてから7歳、14歳、21歳というだけのものではなく、
 2歳、9歳、16歳とか、3歳、10歳、17歳とか個人差がありますが
 だいたいが7の倍数で推移するようです。これが節目です。

 シュタイナーはこの7年間をステージと考えました。
 各自、そのステージで何をしたかで、次のステージの場が異なってくるそうです。
 それでも次のステージには誰でも必ず移行するのですが、
 その7年間を充実して生きた人のそれと、そうでなかった人とのステージは自ずと違ってきます。
 各ステージは第○ステージというジャンルは同じでも内容はピンキリなようです。

 中年期から晩年期にはそれが極まっていき、
 最終的には物欲から解放されるべく「真のあるべき姿」を掴むものだそうです。
 少し、堅い話でしたか? でもこれは重要なヒントになると思います。
 これからもこの関連の記事は続けていきます。