サイクル論を否定してサイクル論の話。
矛盾してるじゃないか! ではないのです。
サイクルはあるんですが、節目のつなぎ合わせで違う尺度やステージに変わる。
同じ法則でこれが単純に推移すればすっきりいくのでしょうが、
そんなに簡単に単純にはいかない。
もっとも後何十年か経って、
この法則を学者かなんかが分析したら、えらい単純な公式になったりするかもしれませんね。
1α+1β=3θ とか
サイクル論の話でした。
中国人は人間の一生を12進法のサイクル論で考えました。
上記の図が人間が生まれてから死んで消滅して再生するサイクル理論です。
この12分割には上記の図のような名称と意味が込められて、
各自にエネルギー指数が存在します。名称の下のポイントがそれです。
サイクル論ですから輪廻転生というニュアンスがあるんでしょうね。
上記の名称は「四柱推命」のものですが理論は算命術と同じです。
算命術 ≧ 四柱推命
算命術は十六通りの方法を用い、四柱推命はその中の「自然法」の二通りを用いています。
(奇門遁甲は「八門法」のひとつを使っているだけです)
東洋占星術の算命術では人間の運勢を占う際に、
初年(30歳までくらまで)、中年(50歳ぐらいまで)、晩年(死ぬまで)の
三つに分けてこの12の星をそこに当てはめました。
この十二星運によってその人のエネルギー指数と推移が分かります。
この割り振られる星の指数と意味で人間の運勢が決定づけられると古代の中国人は考えました。
性格のバランスがすべての要因だと考えたようです。
冠帯(10p)建禄(11p)帝旺(12p)を持つ人はエネルギー指数が強く、
死(2p)絶(1p)を持つ人はそれが弱い。その組合せの総数で強弱が分かります。
エネルギッシュな人はこの指数が高いわけです。
かといって高ければ強ければ良いという単純なものではなく要はバランスですね。
また、絶とか死とか病という名称のニュアンスに囚われていけません。
エネルギッシュな人は「濃い」ですから失敗も多く大きいですし、
低い人は冷静、沈着、知的なタイプです。クールと熱血ですかね。
あなたはどちらのタイプですか?