明け方、桜雨からメールが届いていました。
数日前に頼んであったイラストを送信してきたのです。
就職活動で多忙を極めているだろうに律儀な若者です。
約束を守る。大切なことです。これができない大人がわんさかいます。
私は社会人になって、3つの戒めを自分に定めました。
時間を守る、約束を守る、嘘を言わない。
だから守れない約束はしません。
嘘は言いますが「君の瞳に恋してる」ぐらいのものです。
さて、桜雨画伯へのお題は「好きこそモノの上手なれ」でした。
仕事の話です。
「人は、その長ずるところのものによって身を過つもの」
これはたしか、司馬遼太郎の『峠』で主人公・河井継之助と立見尚文の会話に出てきた言葉。
人が一生を捧げる仕事。
できることならば好きな事を仕事にしたいものです。
そうもいかない?
嘘です。
せっかく頑張って此処まできたから、できるだけ高く自分を売ろうというのが本音です。
それが給料だったり、会社の知名度・ブランドだったり、するものです。
十年経って、その会社や組織や部署がその目論見通りだったらいいですけどね。
ちょっと意地悪な言い方でした。すみません。
そんなことより(そんなことだって、ははは)厄介なのは、
自分が好きな事というのが分からない。
まさか下着の臭いを嗅ぐのが好きだからスメル検査技師って訳にもいかないだろうし、ね。
好きな事とそれに合わせる職種を見つけだすのも大変です。
ケーキが好きだからケーキ屋さんっていう単純なのは幸子だけ。(これ私の妹)
それでも、見つけるんですね。
新卒では難しいでしょうが、30歳までに見つけられれば御の字です。
私は結局20年かかりました。
好きな仕事なら「残業」も苦になりません。
壁にぶつかっても何とか打破する方法に没頭することでしょう。
それも楽しい。
だから閉塞感も半分です。あとの半分は人間関係とか組織の問題ですが、
これもその仕事が好きなら気にならないかもしれません。
この世の法則、幸せの法則。
「好きこそモノの上手なれ」
そこに才能の開花する場があります。成功の王道。
仕事だけではありません。すべてこれ、普遍の法則です。
イラストは桜雨画伯
http://blogs.yahoo.co.jp/args700
赤犬が可愛い。こんな笑顔で仕事がしたい。生活したい。みんな幸せ。
親だったら是非子供に伝えましょう。勉強の意義と目的も変わります