あかんたれブルース

継続はチカラかな

風の男・白州次郎とオウムの信念

 遠い伏線と横道でしたが、
 高い印鑑売りのキャッチセールの殺し文句は祖先からの宿業だの因縁、怨念だそうです。
 バカバカしい。
 細木が祖先供養だのと言っていた分かったような分からない理論で
 結婚式一ヶ月前の縁談を破談にしろという。本気で好きなら行けよ。それも宿命。
 色々背負って生きるから人生じゃないの。
 私の関心はキャンセル料だけ。

 恐ろしいと思えば饅頭だって恐いし、私は美人が恐い。
 それより妻が一番恐い。はて?私の妻って美人でしたっけ?

 前世も輪廻も信じるほうです。
 昨日の記事に花木さんが面白いコメントを残してくれました。
 「西洋医学に見放されて東洋医学に迷いこむ」
 見放されたか迷い込んだかは別として、
 この「に」の前をキリスト教系科学と東洋思想・科学に置き換えると面白いんです。
 もう少し、ちゃんと真面目に研究する価値はありますよ。

 21世紀は宗教と哲学の時代だと、ある友人が言っていました。
 酒の席でしたが納得できました。
 ただし、私は宗教が大嫌い。ナマコも嫌い。このわたは好き。大好き。
 「このわた」はナマコの内臓の塩辛です。日本酒に最高。
 ナマコは嫌い(ナタデココも嫌い)なのに、はらわたは好き。
 とは何ぞや?しかも塩漬け?

 塩も御祓いに使いますね。お清め。
 で、魑魅魍魎とか妖怪・もののけ、悪霊とか怨念とか邪悪とか、と
 対決して、退治するのは坊主と相場が決まっている。神主神官でもいいです。
 なんで、奴らは強いのか?
 お経とか祝詞ですかね?
 やっぱり宗教って力があるの?

 いんや。違う。彼らは信じているんです。
 昨夜のNHK「風の男・白州次郎」観ましたか? 私にどこか似てましたってね。(どこが?
 信念って大切です。間違うと、とんでもない結果になりますが。

 「世の中は思い込みで動く」

 信念は思い込みです。
 言葉尻りやイメージに騙されるな。
 その信念、思い込みにも貫目があって質が違う。
 知性とは本質を見抜く力です。知識はそのヒントであり道具でしかない。
 この辺りを性根を据えて咀嚼しましょう。
 そんな宗教の手を借りなくても、できます。

 坊主はお布施の分だけ経を読む。んだよ。