昨日の土曜日、千駄ヶ谷の東京体育館に行って来ました。
以前お話した、子供将棋大会参加のためです。夕方のニュースでも取り上げられたんですってね。
「JT将棋日本シリーズ」(こども大会)
将棋人口を増やしたい協会とJTがスポンサーになっての企画ですが、大変結構なことです。
私は感動しましたもの。
最初は緊張してる子供たち。初対面の相手と対局するのですから。
Kちゃんも一局目は寒さと緊張で震えたそうです。それが、次第に、会場に笑顔が、、。
あっ、Kちゃんも笑っていますよ。勝ち負けはいいから楽しんで!
三回のトーナメントが終わると、自由対局です。
トーナメントは小学校高学年と低学年に分けていましたが、自由対局はごっちゃです。
対局数と勝ち数に応じて将棋の駒の消しゴムが貰える。その頃はみんな相手探しでみんな友だち!
「対局いいですか」「お願いします」「有り難う御座いました」
で、結果は?
トーナメントでは一勝二敗
残念、来年頑張ろう。でもひとつはルール違反の負け。桂馬をひっくり返さなかっただけ。
二歩も反則失格だからかなり厳しいルールです。
自由対局は九局さして五勝四敗。
勝ち越しちゃった!(あと一局できれば飛車の消しゴム貰えたのに!残念)
当初の目論見では一勝か、できれば三勝できればと思っていたところですが、
後半緊張がほぐれたのか頑張ってくれました。上出来!来年はもっと頑張れ!
トータルで12戦6勝6敗はルーキーとして胸張っていいよ。
高学年にもふたつ勝ったそうです。でも将棋教室に通ってる子はやっぱり強いですねぇ。
会場には勝てなくて泣いてるお子に保護者が係員になんとかしてやってくれとか。
めざとい高学年のガキがちびっ子を物色しては勝ち数を増やそうとする図とか。
かと思うと、幼稚園のお子が健気に奮闘している図あり。父親たまらないね(涙)。
とにかく全般的に子供たちの熱気ムンムンの東京体育館でした。
熱気といえば、馬太郎はこの「気」にやられて超疲れてしまった。
何をするでもないのですが、人混みの雑踏で疲れるように、人間が「気」を発していることを
つくづく実感。
もし、オーラ線カメラなんてものがあったら上の写真は七色に輝いていたことでしょう。
本当は今日の出来事としてアップさせたかった。が、そのエネルギーに当てられてノックアウト。
でもね、Kちゃんはとても楽しかったそうですよ。
獲得した三つの「歩」「香」「桂」の駒消しゴムを大切に握りしめている。
もっとやりたかったといいます。子供は元気ですね。
Kちゃんと私は、素敵な体験ができて大満足でした。