あかんたれブルース

継続はチカラかな

クリスマスのオヤジのとんがり帽子

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 みなさん、クリスマスイブは如何でしたか?
 メリークリスマス。今日がクリスマスだから、まだ遅くないですよね。
 昨日はブログが重くて身動きとれませんでした。マジに引っ越し考えたよな。
 朝、立ち上げて元に戻っていたので一安心です。

 さて、クリスマス。
 これ、いつ頃からクリスチャンでもない日本人の主要行事になったのでしょうか。
 現在では確実に七夕を凌駕しています。

 私がクリスマスを意識したのは3、4歳頃ですから昭和37年でしょうかね。
 母親にサンタさんが来たら起こしてくれと頼みましたが、
 朝起きると枕元には地元の洋品店屋の包装紙にくるまれた「靴下」が2足ありました。
 「母ちゃん違うんだよ。靴下じゃなくてプレゼントは靴下の中に入っているんだ」(涙)
 少なくともこの頃、南九州の大人はクリスマスを完全に把握していなかったのは確かです。
 都会は知りませんが(怒)!

 何かの本で読みました。何だか忘れた。記憶力は良いのですが中途半端で困ります。認知症かな

 クリスマスは最初、世のオヤジどもから流布されていったと。
 最初はオヤジたちの個別忘年会のひとつだったんですね。
 飲食店の女性達が「ねえ。ウマさん、今日はクリスマスよん。必ず来てネ(チュッ)」
 だから最初はオヤジ祭りだったんですね。とんがり帽子被って街を千鳥足。
 帰り道、めざといケーキ屋が出店だしてる。ちょっぴり罪悪感と里心が足をとめたりする。
 それが、家庭にも浸透して、父帰る菊池寛だな。
 酒場はやがて閑古鳥が清しこの夜とさえずるです。

 さて、そこから馬太郎の考察はスタート。妄想かな
 なぜ、飲食店の女たちは馬太郎に、いやオヤジどもをクリスマスに駆り立てたのか?
 そりゃ営業強化月間っていうのは当然ですが、彼女たちはどこからそれを仕入れた?

 ヒントは敗戦、進駐軍ですね。
 この期間、アメリカ兵のクリスマスの乱痴気騒ぎがすっかり彼女たちに染みついた。
 クリスマスって素敵! って。
 そして、講和条約締結で日本が独立国として認められ、進駐軍は祖国に帰還していきます。
 「シェーン、カムバーック」
 「アケミサン、テガミダシマス。キット、ムカエニキマス」
 なんてね。

 彼女たちは取り残されてしまいます。
 そして、その年の暮れ。
 冴子「なんだよ、お茶ぴけかよ。シケてんねえ。なんかパーッとやろうよ」
 明美「そういえばもうすぐクリスマスじゃない?」
 民子「そうか、クリスマスか! よし、みんな片っ端から電話しな」
   「クリスマスよ!」(一同)
 てな、感じだったんでしょうかね。

 メリークリスマス。
 それは戦争と男と女の物語から始まり、
 クリスマスは幸せな家庭に持ち去られていったのでした。かな



画像はイメージですが、まったく関係なかったですね(涙)。。。 
オークファイターだそうです。