ウ○チの第一章(忍者編)
昨夜、金曜ロードショウで『SHINOBI』やってましたね。
原作は山田風太郎の『甲賀忍法帳』です。
昔読みましたがストーリーはすっかり忘れていました。
戦が無くなれば忍びは無用となる。がテーマでしたね。
時代と共にひとつのセクターが無くなる。レコード針のような忍者。
しかし、すべてが路頭に迷った訳ではありません。
本能寺の変で「家康堺脱出」功績があった服部半蔵とその配下は、
徳川幕府の構成員となり幕臣となります。
半蔵門周辺には忍同心たちの長屋がありました。
飼い慣らされた忍びの者たち、、、。
じゃあ、それ以外はどうしたの?
非行の道に奔りました。盗賊山賊、、、。泥棒ですね。
池波さんの『鬼平犯科帳』の盗っ人たちは忍者の末裔か。風魔、甲賀、根来
司馬遼太郎は『梟の城』で直木賞を受賞しましたが、初期の作品は忍者モノが多いです。
ちょっとした忍者ブームだったんですね。司馬さんは娯楽作家ですよ。
その短編のなかで忍者崩れの盗っ人が屋敷に忍び込む前に、
ウ○チするシーンがあります。
私が幼い頃、近所に泥棒が入りました。
その被害者宅の裏側に犯人のウ○チとみられる排泄物があったそうです。
警官はそれを見て、
「これは玄人の仕業だな」と謂いました。
プロの泥棒は忍び込む前にウ○チをします。
忍者の末裔なのですね。
不良忍者の被害に頭を悩ました幕府は、その頭目に「古着屋」の資格を与えました。