あかんたれブルース

継続はチカラかな

江戸の台所がお金を支払って買っていたモノ

ウ○チの第二章(大江戸編)


 千代田線が東京東側を外界に出るのは北千住と綾瀬を結ぶ荒川陸橋からです。

 この辺りは池波正太郎の『鬼平犯科帳』では盗人宿では登場しますが、
 長谷川平蔵はこんなところまでは。来ません。
 原作では一回も来なかったはずです。
 『剣客商売』では一回来ましたかね? 決闘やったかな?『黒白』で?

 この川向こうの綾瀬から堀切菖蒲園と南にズ~ッと海までを「葛西」と申しました。
 現在の東西線の葛西はその名残り。

 ぜーんぶが葛西。広いでしょ。

 この葛西は大都市大江戸の食料生産地帯台所ってわけですね。

 現在では大手町まで20分で行ける住宅街ですが、元々は田圃・畑です。
 もっとも綾瀬は江戸城から丑寅の方向にあるので不動産がわりあい安いそうです。

 江戸の頃、大川(隅田川)を渡って、此処から船で野菜が江戸へ運ばれていました。
 それと交換に江戸からあるものが葛西に運ばれます。

 農業には肥料が必要です。「肥」ですね。

 そう、大都市江戸は肥料の大量生産地。人糞。

 ウ○チだ。

 まだ話は終わってませんでした(汗)。今週末はこれで通します。すべてガボさん供養(南無)。

 葛西の農家の方々はそれをお金で買っていた。
 有機農法です。戦後GHQに農薬を強要されるまでの日本の農作物は安全でした。

 さて、この「肥」ですが、金持ちと貧乏人の家では価格が違った!

 金持ちは良い物を食べているので「肥」の価格も高いんです(涙)。

 世の中って平等じゃないんだよ~お。

 川向こうから肥桶を担いで買いに来るんです。
 あなたのお家の「肥」は高い?安い?

 ガボさんの家のウ○チは高いね。