あかんたれブルース

継続はチカラかな

ジェンダーなんて横に置いて「男らしさ」って、なに?

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>馬さんは、男らしいという感じや男臭さが前面に出た雰囲気が特徴ですが、
>最近、非常に「欧米か~」と思わせるような、
>非常に日本の男が持っていない優しさを見せる雰囲気がある

 という非常のライセンス疑惑が勃発しています。非情かな

 確かに私の体内には欧米の血が入っているかも。(待て
 2本注射しました。

 ま、これをネタにして(笑)

 キーワードはローレン・バコール
 40年代から50年代の米国映画で活躍した女優。
 いい女の代名詞だった。

 私はちょっと趣味ではない。けれども彼女の選んだ男、男優、夫には大きく影響されたかな。

 最初の夫がハンフリー・ボガード。現在でもボギーという愛称で有名ですね。

 モンロー、ジェームズ・ディーンに匹敵するキャラクターですかね。
 『カサブランカ』が有名です。
 彼の煙草の吸い方を真似て練習したものです(笑)。
 他ではエロール・フリン菅原文太を見本にしました。それと白州次郎(汗)
 男はカタチから入るものです。

 『カサブランカ』にはさほど感情移入はしませんでした。
 イングリッド・バーグマンが好みじゃなかったのかも。デボラ・カーなら違った?
 それになんかストイックで、自閉症だな。あれじゃ

 ローレン・バコールが選んだボギーの私の最高傑作は『アフリカの女王

 ハードボイルドで売ったボギーが薄汚れたオヤジ。
 ディナーコートなんて今回は無縁でキャンデス・ヘップバーンを乗せたボートを引っ張る。
 その足にはヒルが吸いついてボロボロ。
 相手が役がグレース・ケーリーじゃなくて、キャンデス・ヘップバーンなのに、凄い。
 カッコイー! 憧れたぞなもし(なぜか愛媛弁
 昨日の月亭八方みたいでした。

 彼の死後、バコールはボギーのそっくりさん俳優と再婚します。
 それが、ジェーソン・ロバーツ。
 残念ながらこの再婚相手は酒癖が悪くバコールに三行半を投げつけられる。
 彼女にとってボギーは最高のパートナーだんたんでしょう。

 そのジェーソン・ロバーツが『ジュリア』という作品で主人公(ジェーン・フォンダ)の
 夫?内縁?愛人?役のハメットを演じます。これが、カッコイー! 

 作品がうまく仕上がらない苛立ちにヒステリックをおこす彼女に、
 (主人公は劇作家でこの作品は彼女の自伝。女と女の友情の考察にもいいかも)
 冷静に諭すハメットを好演、ウイスキーの酒瓶と焚き火が印象的なシーンでした。
 知的な大人の男ですね。

 この2本の映画注射で私は変わったのかも。気のせいかな?
 だから『パリテキサス』なんて大嫌い。
 高倉健も嫌い。
 乃木希典なんか論外。

 ジェンダーなんて横に置いて、古い映画もいいですよ。
 『アフリカの女王』『ジュリア』
 この作品で、ハンフリー・ボガードアカデミー賞主演男優賞を、
 ジェーソン・ロバーツは助演男優賞を受賞しています。