あかんたれブルース

継続はチカラかな

それはソープ嬢とトルコ嬢の違いで中身は一緒

 かんさんが暴走してしまった(笑)。
 「やくざと暴力団とは違う」
 これをネタにしてみましょう。

 「暴力団」という名称は戦後のGHQと日本政府が
 財閥解体と共に行った組織解体の政策で生まれた名称です。

 時期的には不良三国人の暴走が収まって警察も力を回復してきた頃でしょうか。

 この後、日米安保のデモ対策に再び仁侠団体は利用されます。

 上野の下谷神社に警備要員として数万人が終結したこともありました。
 正に国家の礎(?)。反共抜刀隊(?)。でもこれ国からの要請ですよ。
 日米安保条約締結の逸話として記憶しておいてください。

 ということで、「やくざ」も「暴力団」も同じです。

 やくざはいつも利用されて裏切られた。行き場を失って闇に潜っていきました。
 もう二度とお天道様のもとには帰ってこないでしょう。

 最近は構成員や準構成員の数よりも企業舎弟というグレーな方々の数が増えているそうです。
 彼らを「やくざ」とか「暴力団」と特定するのは難しいと思います。
 そのうちに暴力団は激減するかも。ほとんどがグレーな企業舎弟

 さて、これで「暴力団」壊滅になったのか?
 なったんでしょうね。数字が大切みたいですから。ははは

 さて、「経済やくざ」って言葉が一頃ありました。
 やくざは粗暴で無学という偏見がありますから「経済」が付くと個性的なんでしょう。
 で、いまはみんな経済に特化してるいのが「やくざ」「暴力団」でしょうか。

 いんや、もともと「やくざ」は経済のなかで生きていました。

 相場というものは「市」が立つ場所には必ず立ったといわれます。
 今でこそ東京・大阪証券取引所とか場所が特定されていますが、
 全国津々浦々で相場が立っていた。

 音夢嬢の秋田も日本海側だから北前船とかで盛んに市と相場が盛況だったはずです。
 ここに「やくざ」がいる。
 相場師は「売り」と「買い」で対抗します。
 で、相手の相場をやくざを使ってぶっ壊しに来る。相撲取りも一緒です。
 今は大相撲協会で一本化されてますが、これも「やくざ」とかわりません。今回はふれませんが。

 で、次郎長は清水は駿河ですよね。
 ここは徳川時代天領が多かった場所です。
 沢山の小さな天領があったので、すぐ国境があるから追っ手から逃げやすかった。
 なもんで、この辺りは「やくざ」の天国だったわけです。メキシコかな

 次郎長も悪さをしては国境を越えつつ逃亡生活をやっていました。

 さて、武田信玄甲州に海がないと嘆きました。
 今川に接近したり上杉や今川を攻めたのも海が欲しかったからです。
 塩?いやいやそんなセコイ話じゃない。海上交通と港という流通市場が欲しかったわけです。
 それは武田家滅亡後もかわりません。

 甲州は生糸の産地。しかし、陸路しかない。
 産業というのは生産だけではダメなんですね。流通と言う市場があってこそ利は倍増します。

 そこで、のちの甲州財閥を形成する豪商豪農の悲願とエールをバックに
 敢然と立ち上がったのが黒駒の勝蔵だったわけですね。

 当時の彼の力は凄い。いまの山口組以上なんです。
 全国のやくざで彼の盃を受けていないものは皆無といわれるほどの実力者でした。
 私が唱えるやくざの歴史でいう三代種祖は
 一、黒駒の勝蔵 二、吉田磯吉(杉山の幼友達) 三、田岡一雄(山口組三代目)

 この勝蔵が「力」をバックに南下計画を実行してくる。(ロシアみたいだ)
 既得権を守ろうとする駿河の商人たちは次郎長を利用します。
 また次郎長自体も相場師でその一員です。

 これが次郎長と黒駒の勝蔵との抗争の真相です。
 やくざは昔から経済やくざだったという、お話。

 また、長くなりました。
 これでどうでしょ(汗)。暴走かな?