あかんたれブルース

継続はチカラかな

追伸 安藤昇の特攻の訂正

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 昨日、安藤昇の特攻隊を「回天」(人間魚雷)と記してしまいました。
 馬太郎ブレーン軍団ミスター●ちゃんからチェックチェック。

>安藤さんは、回天ではなくて、伏龍部隊の様ですね。潜水艦よりもっと凄いやつです。
http://www.asahi-net.or.jp/~un3k-mn/fukuryu-ken.htm

 いそいで、本棚をひっくり返して安藤昇自伝『やくざと抗争』(全三巻・徳間書店
 確認しました。
 みなさん、そうなんです。
 現実はもっと過酷なのです。

 これなんです。昇ちゃんはこれを着て訓練してたんですね。
 その奮戦記も綴られていました。●ちゃん有り難う。

 どうです、日本は本気でこんな秘密兵器でアメリカと戦う気でいたんですよ。
 事実は、過酷だ。


 鹿児島県の知覧といえば、武家屋敷と共に特攻隊の町です。
 
 小さな町ですが高校野球の南薩地区予選が行われていました。

 その球場は太平洋戦争の飛行場後に造られていてセンターとライトの先には
 当時の水タンクが残っていました。

 私たちは試合をしながら場違いな遺物が気になってしょうがなかった。

 球場の裏側には資料館もあります。

 試合が終わって時間つぶしによく入館しました。無料でした。
 
 同年齢ぐらいの若者の遺書や遺品、そして、写真など。結構考えさせられましたよ。

 昔、ここから彼らは飛び立ったのか、と

 ところが、

 私の実家はそこから1時間ほど南下した港町です。

 ここに生まれた母や母と同世代の人たちはある記憶を共有しています。

 大東亜戦争の末期、知覧から零戦が毎日のようにこの上空を飛んでいった。
 その多くが沖合の手前で墜ちていくのだそうです。
 敵に遭遇する以前に不良品欠陥品の零戦が墜落していく。
 海岸には若い兵士の死体が数多くうちあげられたそうです。
 とても綺麗な死に顔で、なおのこと悲しかったそうです。

 特別ではなくこの町の多くの老人が共有しているポピュラーな昔話
 なにかの拍子に語られると母は必ず泣いてしまう。
 私は黙って聞いていました。

 日本は人材というものを軽視してましたね。過酷だなあ


★ゆたちゃんからのチェックチェック★★★★★★★★★★★★★

知覧は陸軍航空隊なんで、基本的には、零戦は離陸はしないんです(^^;
零戦は海軍の戦闘機だからです。陸軍ですと、単座戦闘機であれば、一式・三式・四式とか
旧式の九七式とかで特攻を行なっていた