少し真面目に語ります。
志について。
幕末に横井小楠という思想家がおりました。
このブログのスター・児玉源太郎、杉山茂丸とつるんで活躍する後藤新平。
その義父・安場保和(旧熊本藩士)はその門下生で四天王といわれた人です。
福岡県令で玄洋社の頭山満とも仲がよろしかった。
おっと、横井小楠の話でした(汗)。
午前中から読書を食い散らかしていたら彼の言葉に出会いました。
感銘を受けたので思い立ったが吉日!記事にします。(声に出して読んでみましょう)
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政治には王道と覇道がある。
王道は民を愛し、仁と徳の政治をおこなう。
覇道は自己権力の強化を策し、権謀と術策の政治をおこなう。
幕末の国際情勢をみると、王道の国はどこにもない。
覇道の国ばかりだ。
特にイギリスがひどい。
アヘン戦争をしかけて、中国の国土の一部や中国人民を思うように扱っている。
これは覇道政治のきわまれるものだ。
しかし中国もわるい。
中国はもともと孔子や孟子などの、それこそ王道を唱える偉大な思想を生んだ国であり、
王道政治の本場ではないか。
にもかかわらず、イギリスに侵されるというのは、中国自身が王道を見失っている証拠なのだ。
では、いま世界に王道を実現できる国はないのか。
ある。
それは日本だ。
いまこそ日本人は心をあわせて、王道政治の手本を示し、
これを世界にひろげなければならない。
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そんなって笑ってはダメですよ。
幕末の話です。右翼とか国粋主義者って考えるのも間違いです。
これが日本のひとつの原点、近代国家としての出発点だったのです。
ま、産業革命を経験していない中国やアジア諸国。そして、日本には酷な話ですが、
19世紀から20世紀の国際情勢はそういった覇道にあって、現在も同じです。
日本もどっぷり浸かってますから、
「しかし日本もわるい。」ということになります。
ここで、小楠のいう「王道を実現できる」「それは日本だ」は
以前お話した「小中華思想」ですね。当時は清国で漢民族の再興以前の話。
しかし、今の中国に王道を求めても無理無理。
伊藤忠商事と共同事業を始めたがお金を払わないので反古になったとか。
先日の新聞にありました。約束を守らないから信用が失墜しています。
アフリカ諸国も中国の援助は敬遠気味だそうです。
日本はもっとしっかりして、
「日本人は心をあわせて、王道政治の手本を示し、
これを世界にひろげなければならない。」
のだ。
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